かん‐しつ【寒湿】
寒さと湿り気。寒気と湿気。
かん‐しょ【寒暑】
1 寒さと暑さ。「—の差が激しい」 2 寒中と暑中。冬と夏。 3 時候のあいさつ。「—を叙す」
かん‐しょく【寒色】
寒い感じを与える色。青や、その系統の色。→暖色
かん‐しょく【寒食】
古代中国で、冬至から105日目に、火気を用いないで冷たい食事をしたこと。そのころは風雨が激しいので火災予防のためとも、また、一度火を断って新しい火で春を促すためともいう。《季 春》「—や壺の底な...
かん‐しろう【寒四郎】
寒の入りから4日目。麦の厄日とされており、晴れればその年は豊作といわれた。《季 冬》→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎(はっせんじろう)土用三郎(どようさぶろう)寒四郎
かん‐しん【寒心】
[名](スル)恐れや不安の念で、ぞっとすること。「—に堪えない」「日本人の名のある者は、これに—せざるを得んや」〈福沢・学問のすゝめ〉
かんじ【寒じ】
《動詞「かん(寒)ずる」の連用形から》寒さが身にしみること。また、その寒さ。「今年は別して—が強いのと」〈秋声・新世帯〉
かん‐じめ【寒締め】
冬に温室で育てた野菜や果物を、収穫前に寒さにさらすこと。細胞中の糖やミネラルなどが濃縮され、うまみが増す。ホウレンソウやイチゴなどに適用する。寒締め栽培。
かんじめ‐さいばい【寒締め栽培】
⇒寒締め
かん‐すい【寒水】
1 冷たい水。 2 寒中の水。寒の水。 3 寒水石を細かく砕いたもの。左官工事用。