じょうず‐めか・し【上衆めかし】
[形シク]貴人らしく見えるさま。「さこそ—・しくもてなししづめたれど」〈夜の寝覚・一〉
じょう‐たい【常体】
1 普通の状態にあるからだ。「寝ていれば、殆ど—に近い。ただ枕を離れると、ふらふらする」〈漱石・三四郎〉 2 文末に「だ」「である」を用いた口語の文体。⇔敬体。
じょう‐ろ【女郎】
《「じょろう」の音変化》 1 遊女。おいらん。「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥・当世書生気質〉 2 おんな。女性。「—のお子は兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉
じょく‐しょく【褥食/蓐食】
朝早く外出するときなどに、寝床の中で食事をすること。
じょちゅう‐べや【女中部屋】
奉公人である女性が寝起きする部屋。
じん‐せき【衽席】
しきもの。ねどこ。また、寝室。「北条は—の上に源氏の国を簒(うば)うたる者なりとて憎むこと甚だしく」〈福沢・福翁百話〉
す
[助動][さ|し|す|す|せ|せ]《上代語》四段・サ変動詞の未然形に付く。軽い尊敬、または親愛の意を表す。…なさる。「我が形見見つつ偲(しの)はせあらたまの年の緒長く我も思はむ」〈万・五八七〉 ...
すい‐が【酔臥】
酒に酔って寝ころぶこと。「三毒の酒に—し」〈海道記〉
すいちょう‐こうけい【翠帳紅閨】
翠帳を垂れ、紅色に飾った寝室。貴婦人のねや。「—に、枕が三つ」〈鏡花・日本橋〉
すい‐のみ【吸(い)飲み/吸い呑み】
病人が寝たままでも液体を飲めるように、細長い吸い口をつけた容器。