袖(そで)片敷(かたし)・く
片袖を敷いて寝る。独り寝をする。袖を片敷く。「別れにし妹が着せてしなれ衣—・きてひとりかも寝む」〈万・三六二五〉
袖(そで)纏(ま)き干(ほ)・す
《「纏き干す」は、共寝の枕にして乾かすこと》共寝して、涙に濡れた袖を乾かす。
その‐まま【其の儘】
[名] 1 その状態のとおりで変化のないこと。もとのまま。今のまま。あるがまま。「—の姿勢でいる」「見てきた—を話す」 2 そのものに完全に似ていること。そっくり。「実戦—の演習」
[副]前...
そば‐がお【側顔】
[名・形動ナリ] 1 よこがお。「首筋ひき立てて、折れ返りかひろぐ—の、ほのぼの御簾に透きて見ゆるは」〈狭衣・三〉 2 関心を示さない顔をするさま。「かばかりの絆(ほだし)どもを行きちがはせて、...
ソファー‐ベッド【sofa bed】
背もたれを倒すと寝台になるソファー。
そべ・る
[動ラ四]ごろっと横になる。寝る。→寝そべる「もう—・らしゃりましたか」〈滑・膝栗毛・二〉
そむき‐そむき【背き背き】
[形動ナリ]互いに心がしっくりしないさま。離れ離れ。「かたみにこそは頼みをかけて、後見思ひきこえめと、思ひわたるに、—にさし隔てて」〈夜の寝覚・二〉
そら‐いびき【空鼾】
寝入ったふりをしてかく、いびき。
そら‐ね【空寝】
[名](スル)寝たふりをすること。そらねむり。嘘寝。「—して聞こえないふりをする」
そら‐ねいり【空寝入り】
[名](スル)寝入ったふりをすること。たぬき寝入り。「—して油断させる」