せき‐てん【釈奠】
《「釈」「奠」ともに、供え物を置く意》陰暦2月と8月の上の丁(ひのと)の日に孔子を祭る儀式。古代中国では先帝先師の祭りの総称であったが、後漢以来孔子とその弟子を祭る大典をいうようになった。日本で...
ぜんりょう‐せい【全寮制】
学生・生徒などの全員が寮に入って教育を受ける制度。「—の予備校」
ぞう‐し【曹司】
1 宮中や官庁内に設けられた女官・官吏などの部屋。「更衣の—を、ほかに移させ給ひて」〈源・桐壺〉 2 貴族の邸内に部屋を与えられて仕えること。また、その人。「殿の内に年ごろ—して候ひつる人々」〈...
ぞく【属】
1 部下。従者。「朕(われ)にも六天八部の—あり」〈露伴・二日物語〉 2 仲間。同類。「鬟(もとどり)なきものは浮屠(ふと)の—にたぐへて」〈野ざらし紀行〉 3 律令制で、寮・職・坊の主典(さか...
たい‐てん【退転】
[名](スル) 1 仏語。修行を怠り、一度得た悟りを失って低いほうに落ちること。 2 落ちぶれて他の地へ移ること。「商売をやめて深川佐賀町の寮に—した」〈万太郎・末枯〉 3 中断すること。「矢叫...
たい‐りょう【退寮】
[名](スル)寮生活をやめて、寮から出ること。「結婚して—する」⇔入寮。
たい‐ろう【大粮】
律令制で、諸司・諸寮の下級官人に支給された米・塩・布など。
たく‐し【度支】
1 中国の官名。魏・晋以後、全国の会計に関する事務を担当した。 2 主計寮(かずえりょう)の唐名。
たくみ【内匠】
《「巧み」と同語源》 1 宮廷の工匠。 2 「内匠寮(たくみりょう)」「内匠寮(たくみづかさ)」の略。→内匠寮(たくみりょう)1
たくみ‐づかさ【内匠寮】
⇒内匠寮(たくみりょう)1