てらだ‐や【寺田屋】
京都市伏見区の宿屋。幕末の寺田屋事件で知られる。のち、鳥羽伏見の戦いで焼失したが再建された。
てらだや‐じけん【寺田屋事件】
文久2年(1862)尊王攘夷派の薩摩(さつま)藩士有馬新七らが、関白九条尚忠・所司代酒井忠義の殺害を企て京都伏見の宿屋寺田屋に結集したのを、島津久光が家臣を遣わして襲い、殺害した事件。寺田屋騒動。
てら‐つつき【寺啄】
キツツキの別名。《季 秋》
てら‐てがた【寺手形】
⇒寺請状(てらうけじょう)
てら‐どうぎょう【寺同行】
檀那寺(だんなでら)をともにする信者仲間。「—の仁左衛門殿へ進ずべし」〈浮・永代蔵・五〉
てらどまり【寺泊】
新潟県中部、長岡市の地名。旧町名。日本海に面し、漁業が盛ん。もと北陸街道の宿駅、古くは佐渡へ渡る重要な港として栄えた。
てらどまり‐すいぞくはくぶつかん【寺泊水族博物館】
新潟県長岡市にある水族館。昭和58年(1983)開館。熱帯・温帯・寒帯など、さまざまな地域に生息する水生生物を展示する。長岡市寺泊水族博物館。
てら‐なっとう【寺納豆】
煮た大豆に麹(こうじ)菌をまぶして塩水で発酵させ、乾燥した食品。浜納豆、大徳寺納豆など。多く寺で作った。塩辛納豆。
てらのうち‐どおり【寺之内通り】
京都市上京区北部を東西に走る道路の呼び名。東の烏丸(からすま)通りから西の廬山寺通りに至る。全長約2.2キロ。妙顕寺・本法寺・妙蓮寺など多くの寺院が見られる。
てら‐ぶぎょう【寺奉行】
室町幕府の職名。寺院に関する事務・訴訟などを担当した。