こばやしますかわ‐りろん【小林益川理論】
昭和48年(1973)、小林誠と益川敏英が提唱した素粒子物理学に関する基礎理論。基本粒子クオークが少なくとも3世代(6種類)以上存在することを予言し、それらの世代間混合を導入するとCP対称性の破...
コマ‐しゅうさ【コマ収差】
《comatic aberration》光軸上にない光点から出た光が、球面収差によって彗星状の不規則な像を結ぶ収差。ザイデルの五収差の一。非対称収差。コマ。
コントラポスト【(イタリア)contraposto】
彫刻などで、からだの重心を左右どちらかの足にかけて、左右非対称の均衡美を表現するもの。
サジタル‐こうせん【サジタル光線】
回転対称な結像系における、主光線と光軸を含む面(メリジオナル光線を含む面)と直交する平面上の光線。球欠光線。
さゆう‐そうしょう【左右相称】
主軸に対して左右の各部分が対称の関係にあること。シンメトリー。
さんぼう‐しょうけい【三方晶系】
結晶系の一。長さの等しい3本の対称軸が互いに120度で交わり、その交点に1本の垂直な軸が交わる結晶軸をもつもの。電気石・方解石などにみられる。
ししまっしょう‐ゆうい【四肢末梢優位】
神経の障害などの症状が、主に手足の末端付近に強く表れ、胴体部位に近づくにつれて弱くなっている状態。広範囲で末梢神経が侵された場合などに生じる感覚障害の表れ方で、左右対称性を伴うことが多い。触覚・...
しゅう‐ほ【襲歩】
馬術・競馬で、馬を最大速力で走らせること。また、その走り方。速度は1分間1000メートル以上になる。ギャロップ。 [補説]駈歩(かけあし)(駆け足3)と同じように、左右の足が非対称に動き、一完歩...
しゅく‐たい【縮退】
1 恐れて退くこと。 2 量子力学で、一つの系に、同じエネルギーに対応する状態が二つ以上存在すること。その系に、ある種の対称性があることを意味する。縮重。
しゅ‐じく【主軸】
1 いくつかの軸の中で、中心になる軸。転じて、物事を行う際、その中心となる人や組織。また、中心となる事柄。「チームの—をになう打者」 2 原動機からじかに動力を伝える軸。シャフト。 3 数学で、...