ぶんかつ‐とうち【分割統治】
支配者が被支配者の間にある民族的、宗教的、経済的利害の対立をあおり立てて、互いに分裂・抗争させることで統治の安定をはかる政策。植民地統治によく用いられた。
ぶんきょく‐か【分極化】
[名](スル)対立する二つ以上の立場・勢力に分かれること。「野党勢力が—する」
ぶんげいせんせん【文芸戦線】
文芸雑誌。大正13年(1924)6月創刊、昭和7年(1932)7月廃刊。「種蒔(ま)く人」のあとを受けて青野季吉らが創刊。プロレタリア文学運動の指導的役割を果たしたが、のちに分裂して「戦旗」と対...
平行線(へいこうせん)を辿(たど)・る
両者の意見などがいつまでも対立した状態が続くたとえ。
ヘテロ【hetero】
《異なった、の意》一個体中に、対立遺伝子の両方を有すること。異型。⇔ホモ。
ヘテロ‐せつごうたい【ヘテロ接合体】
特定の対立遺伝子について、ヘテロの状態である個体。これを交配することにより次代にホモ接合体が分離してくる。異型接合体。ヘテロ接合型。異型接合型。
ヘブロン【Hebron】
パレスチナ地方の古都。エルサレムの南約30キロメートルに位置する。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地であるマクペラの洞窟には、アブラハム一族の墓があるとされる。2017年、旧市街が世界遺産(...
ベルナルダアルバのいえ【ベルナルダ=アルバの家】
《原題、(スペイン)La casa de Bernarda Alba》ガルシア=ロルカの戯曲。副題は「スペインの村における女たちのドラマ」。1936年完成、1945年アルゼンチンにて初演。父親の...
ベルリン‐かいぎ【ベルリン会議】
1878年、ベルリンで開かれたヨーロッパ諸国の国際会議。ロシアトルコ戦争に勝ったロシアのバルカン進出を恐れるイギリス・オーストリアとロシアとの利害対立をビスマルクが調停にあたったもの。
べんご‐かがく【弁護科学】
利害が対立する関係者が、それぞれの主張を裏付けるために、異なる科学者による異なる科学的知見を利用すること。弁護的科学。→共同事実確認