くぬ‐こく【狗奴国】
魏志倭人伝にみえる国名。3世紀ごろ、北の邪馬台国と対立し、男王が支配していた。くなこく。
ぐんゆう‐かっきょ【群雄割拠】
[名](スル)多くの英雄が各地で勢力を振るい、互いに対立し合うこと。「—の世」
けいけん‐ひはんろん【経験批判論】
ドイツの哲学者アベナリウスとその一派の認識論学説。認識の根拠を個人的要素を排除した純粋経験に求め、そこでは主観と客観、意識と存在の対立などが見いだされないとした。一種の主観的観念論。
けいこう‐せい【傾向性】
《(ドイツ)Neigung》 1 倫理学で、広義には性向の意。カントでは習慣的になった感覚的欲望の意で、これに基づく行為にはたとえ道徳法則と外面上合致しても道徳的価値はないとされ、理性と対立する...
けいざい‐せんそう【経済戦争】
国家間の経済的な利害の対立や競争が激化した状態。
けいそう‐ち【係争地】
領有権を巡って争いや対立が起こっている土地のこと。
けん‐せい【顕性】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親の交配により、雑種第一代に現れる形質。ドミナント。⇔潜性。 [補説]かつては「優性」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでん【顕性遺伝】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親を交配させたとき、その一方の形質のみが発現する遺伝様式。⇔潜性遺伝。 [補説]かつては「優性遺伝」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでんし【顕性遺伝子】
対立遺伝子のうち、交配したときに形質を発現する遺伝子。ヘテロ接合体の場合、潜性遺伝子の働きを抑えて形質を発現する。優性遺伝子。→潜性遺伝子
けんせい‐の‐ほうそく【顕性の法則】
メンデルの法則の一。ある対立形質について純系どうしを交配すると、雑種第一代(F1)ではどちらか一方の形質のみが現れるというもの。支配の法則。優劣の法則。優性の法則。