ちゅう‐ぶん【中分】
1 半分に分けること。「今日より後は天下を—して」〈太平記・二八〉 2 五分五分に扱うこと。対等に見ること。「工藤左衛門祐経と、匹夫下郎の本多と、—の扱ひとはお恨めしい」〈浄・会稽山〉 3 間を...
てき【敵】
[音]テキ(漢) [訓]かたき [学習漢字]6年 〈テキ〉 1 対等に張り合う。「敵対/匹敵・無敵・好敵手」 2 競ったり憎んだりして張り合う相手。かたき。「敵意・敵襲・敵陣・敵愾心(てきがい...
でん‐こ【佃戸】
中国、唐末に発生した小作農。宋代には荘園の耕作に従事し、事実上農奴であったが、のちに自立し、清代には地主と対等の関係にあった。
とう【等】
[音]トウ(呉)(漢) [訓]ひとしい ら など [学習漢字]3年 1 でこぼこがなくそろっている。ひとしい。「等価・等分/均等・対等・同等・平等(びょうどう)・不等式」 2 順序。段階。クラス...
とも‐だち【友達】
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友(ほうゆう)。友。「—になる」「遊び—」「飲み—」 [補説]作品名別項。→友達
どくりつ‐ぎょうむうけおいにん【独立業務請負人】
企業と、雇用契約ではなく、業務単位の請負契約を結び、期限付きで専門性の高い仕事を行う個人事業主のこと。豊かな実務経験、高度の専門知識、すぐれた技能をもち、企業と対等の立場で契約を結んでいるので、...
ならび‐た・つ【並び立つ】
[動タ五(四)] 1 並んで立つ。「街道に—・つ松」 2 対等の位置に並ぶ。同等の勢力をもつ。「諸大国と—・つ」「両雄—・たず」
なら・ぶ【並ぶ/双ぶ/列ぶ】
[動バ五(四)] 1 列などをつくって位置する。また、隣り合う。つらなる。「切符を買いに—・ぶ」「店に品物が—・んでいる」「—・んで座る」 2 二つのものが一緒に存在する。力の程度に優劣がなく...
な‐んじ【汝/爾】
[代]《「なむち」の音変化》二人称の人代名詞。多く、対等またはそれ以下の人に用いられる。「—コレヲワキマエタカ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...