ヒドロキシル‐ラジカル【hydroxyl radical】
活性酸素の一つ。水酸基に対応する遊離基であり、活性酸素の中でも特に高い反応性を有する。生体内における寿命は短いが、酸化力が非常に強く、脂質の連鎖的な酸化を引き起こすことが知られている。水酸基ラジ...
ひゃくにち‐そう【百日草】
キク科の一年草。高さ約90センチ。葉は長卵形で、茎を抱くように対生する。夏から秋にかけて、大きな花を開く。花は寿命が長く、一重であるが、八重の園芸種もあり、色も紅・紫・白など豊富。メキシコの原産...
ぴんぴん‐ころり
《「ピンピンコロリ」とも書く》生きているうちは元気に暮らし、寿命の尽きたときに患うことなくころりと死にたいという願いを表す言葉。ローマ字表記の頭文字から、PPKと略す。 [補説]昭和54年(19...
ファイ‐ちゅうかんし【φ中間子/ファイ中間子】
ストレンジクオークとその反クオークからなる素粒子。中間子の一。質量は陽子の約1.09倍、電荷は零、スピンは1。極めて短い寿命で、2個のK中間子に崩壊する。
ふくろく‐じゅ【福禄寿】
中国の道教で理想とされる幸福・俸禄(ほうろく)・長寿命。 七福神の一。背が低く長頭で長いひげをもち、杖(つえ)に経巻を結び、鶴を従えている。幸福・俸禄・長寿の三徳をそなえるという。寿老人と混...
ぶんだん‐しょうじ【分段生死】
仏語。六道に輪廻(りんね)する凡夫の生死。人の身は寿命・果報などに一定の限界があるところから分段という。→変易生死(へんやくしょうじ)
プロテアソーム【proteasome】
生体内でたんぱく質の分解を担う巨大な酵素複合体。不要になったり、品質が劣化したりしたたんぱく質に、ユビキチンという小さなたんぱく質が付加し、これを標的として分解および再利用が進められる。細胞の寿...
プロトニウム【protonium】
異種原子の一。水素原子の電子を負電荷の反陽子に置き換えたものであり、陽子と反陽子が、主に強い相互作用によって準安定的な束縛状態にある。電気的に中性なボース粒子。寿命は極めて短く、ピコ秒からマイク...
へいきん‐じゅみょう【平均寿命】
1 零歳時における平均余命。 2 不安定な素粒子や原子・原子核が作られてから、他のものに変化してしまうまでの寿命。崩壊定数の逆数に等しい。 [補説]1について、厚生労働省が発表した令和5年簡易生...
へいきん‐よめい【平均余命】
ある国のある年齢の人々が、その後生きられる平均の年数。国勢調査に基づく年齢別死亡率から統計的に算出する。零歳のものを平均寿命という。→平均寿命