けんこう‐じゅみょう【健康寿命】
平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機関)が提唱した指標で、平均寿命から、衰弱・病気・痴呆などによる介護期間を差し引いたもの。
げん‐こう【減劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が、無量歳または8万歳から、年々または百年に1歳ずつ減じて、10歳になるまでの過程。⇔増劫。
げんし‐ちゅうせいしせい【原始中性子星】
太陽の8倍以上の質量をもつ恒星の寿命が尽きるときに、重力崩壊によって中心部に形成される天体。高温・高密度の状態で、内部に大量のニュートリノが閉じ込められている。これが外部に放出され、超新星爆発を...
げんしりょく‐でんち【原子力電池】
半減期の長い放射性同位体が出す放射線のエネルギーを電気エネルギーに変える仕組みの電池。α崩壊を起こすプルトニウム238やポロニウム210が用いられる。寿命が長いため宇宙探査機の電源として搭載され...
こう‐えん【紅炎/紅焔】
1 くれないの炎。 2 太陽の彩層からコロナの中に立ち上る炎状のガス。皆既日食のときは望遠鏡で、平時は分光望遠鏡で見ることができる。形や大きさはさまざまで、寿命は数分から数か月に及ぶものまである...
こうしゅうえいせい‐がく【公衆衛生学】
組織された地域社会の努力を通じて、疾病の予防、寿命の延長、身体的・精神的機能の増進を図る、科学および技術を研究する学問。→公衆衛生
ご‐じょく【五濁】
仏語。この世が悪くなるときの五つの汚濁の相。天災・疫病・戦争などが起こる劫(こう)濁、誤った考え方がはびこる見濁、衆生(しゅじょう)の寿命が短くなる命(みょう)濁、煩悩によって悪が蔓延する煩悩濁...
ご‐ふく【五福】
《「書経」洪範から》人としての五つの幸福。寿命の長いこと、財力の豊かなこと、無病息災であること、徳を好むこと、天命を全うすること。
サイクル‐じゅみょう【サイクル寿命】
蓄電池や蓄電器などで、充電・放電を繰り返し行える回数。ふつう満充電の状態で、定格容量の8割程度になった状態が、蓄電池の寿命とみなされる。
サーチュイン‐いでんし【サーチュイン遺伝子】
老化の原因となる活性酸素の発生や、免疫細胞の異常を抑制するはたらきをもつ、サーチュインという酵素を活性化させる遺伝子。1999年に発見。実験生物の一部に寿命を延長する効果がみられることが報告され...