じき‐ふ【食封】
律令制で、皇族・高位高官者・社寺などに禄として封戸(ふこ)を与えた制度。位封・職封・功封・別勅封などがあった。しょくほう。へひと。
しょく‐ほう【食封】
⇒じきふ(食封)
そ‐ほう【素封】
《「史記」貨殖伝から。「素」はむなしい、「封」は領土の意》位や領土はないが、諸侯に匹敵する富を持っていること。また、その人。大金持ち。
たい‐ほう【大封】
大きな封地を与えること。また、その封地。
ちょく‐ふう【勅封】
勅命によって封印すること。また、その封印。
てん‐ぽう【転封】
[名](スル)江戸時代、幕府の命令で、大名の領地を他に移すこと。移封。国替え。
どう‐ふう【同封】
[名](スル)封筒の中に手紙と一緒にほかのものを入れること。「返信用の切手を—する」
ひらき‐ふう【開き封】
「かいふう(開封)2」に同じ。
ふ【封】
1 「封戸(ふこ)」に同じ。 2 「ふう(封)1」に同じ。「—ヲツクル」〈日葡〉
ふう【封】
1 文書・袋・箱などを閉じふさぐこと。また、その閉じた部分。「—をする」「—を切る」 2 閉じふさいだ部分につけるしるし。「〆」「封」「緘」などの文字を記す。