ひもと‐み【火元見】
江戸時代、将軍または藩主の命を受けて火事現場に出向き、火元の状況を見届けて報告する役。
ひょうねんず【瓢鮎図】
水墨画。如拙筆。応永22年(1415)以前の作。将軍足利義持の命により、瓢箪(ひょうたん)で鮎(なまず)を押さえるという禅の公案を描いたもの。図上に大岳周崇ほか30人の禅僧の賛がある。京都妙心寺...
ビクトリアちょうのけつぶつでん【ビクトリア朝の傑物伝】
《原題Eminent Victorians》ストレーチーによる伝記。1918年刊。マニング僧正、ナイチンゲール、教育家アーノルド、ゴードン将軍といった、ビクトリア朝時代を代表する人物たちの実像を...
びん‐しょ【便所/鬢所】
中世、将軍や貴族の邸宅で、髪を整えたり衣服をあらためたりした室。
ふ‐えつ【斧鉞/鈇鉞】
1 おのと、まさかり。 2 文章に手を入れて直すこと。添削。「—を加える」 3 《1が、軍中での極刑の具であったところから》重い刑罰。重刑。「—の誅(ちゅう)」 4 昔、中国の刑具。君主が出征す...
フォート‐ウェイン【Fort Wayne】
米国インディアナ州北東部の都市。セントメアリー川とセントジョセフ川が合流し、モーミー川となる地点に位置する。フランス人が開いた交易拠点に起源し、ポンティアック戦争の戦地となった。名称は、A=ウェ...
ふく‐しょうぐん【副将軍】
1 大将軍または将軍の副官として軍を統率する武官。 2 水戸藩主、特に2代藩主徳川光圀(とくがわみつくに)の称。
ふさがり【塞がり】
1 ふさがること。また、差しつかえること。「観客席の—ぐあい」「八方—」 2 陰陽道(おんようどう)で、大将軍・太白神・天一神(なかがみ)などの凶神がいる方角。この方角に向かって事をなすと禍(わ...
フスタート【Fustat】
エジプトの首都カイロの旧市街、オールドカイロの一画にある都市遺跡。7世紀にアラブ軍の将軍アムル=イブン=アル=アースがエジプトを征服し、軍事拠点(ミスル)を置き、現在のカイロ発祥の地となった。1...
ふな‐だいしょう【船大将】
軍船の総指揮をする将軍。船手の大将。「—として番船その数を知らず」〈太閤記・二〉