どくりつ‐じそん【独立自尊】
何事も独力で行い、自己の人格の尊厳を保つこと。「—の精神」
に‐せそん【二世尊】
2体の仏。特に、法華経で説く多宝塔中の二仏、釈迦(しゃか)如来と多宝如来。
に‐そん【二尊】
浄土教で、釈迦(しゃか)仏と阿弥陀仏。また、過去仏である釈迦と当来仏である弥勒(みろく)。 阿弥陀三尊のうち、観音と勢至の二菩薩(ぼさつ)。
ににぎ‐の‐みこと【瓊瓊杵尊/邇邇芸命】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命令で、葦原の中つ国を統治するため、高天原(たかまがはら)から日向(ひゅうが)高千穂峰に天...
ひこほほでみ‐の‐みこと【彦火火出見尊】
日本神話で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子。母は木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。山幸彦の名で知られ、海神の娘豊玉姫(とよたまひめ)と結婚して鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)をもうけ...
ひたちぼうかいそん【常陸坊海尊】
秋元松代の戯曲。昭和35年(1960)にラジオドラマとして放送され、第15回芸術祭賞ラジオ部門芸術祭奨励賞を受賞。戯曲として加筆修正し、昭和39年(1964)に「マニラ瑞穂記」とあわせて刊行。第...
ふどう‐そん【不動尊】
不動明王の尊称。
ぶっちょう‐そん【仏頂尊】
仏の頭頂の功徳である仏智を仏格化した仏。
ぶつげん‐そん【仏眼尊】
智慧を生じる無限の功徳を備えた仏の眼相を人格化したもの。大日如来などの変現とされ、菩薩行(ぼさつぎょう)で結跏趺坐(けっかふざ)の像に表す。仏眼仏母(ぶつげんぶつも)。
べっ‐そん【別尊】
1 寺院で、本尊とは別に供養する尊像。 2 密教で、修法のために特別に勧請(かんじょう)される一尊。