こくみんいりょうすいしん‐きょうぎかい【国民医療推進協議会】
日本医師会を中心に約40の医療関係者団体で構成された組織。平成16年(2004)発足。国民皆保険制度の維持を訴え、医療への市場原理主義の導入に反対の立場をとる。
こくりつだいがく‐ほうじん【国立大学法人】
国立大学を設置することを目的として、国立大学法人法の定めに基づいて設立される法人。例えば、東京大学は国立大学法人東京大学が設置・運営する。大学改革の一環として導入された制度で、それまで文部科学省...
こっきょう‐たんそぜい【国境炭素税】
気候変動への対策をとる国が、同対策の不十分な国からの輸入に際して付与するカーボンプライシング(炭素課金)。実質的に関税と同じ働きをする。EUでは2026年より導入の予定。
こていかかくかいとり‐せいど【固定価格買(い)取り制度】
再生可能エネルギーで発電した電力を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務づける制度。再生可能エネルギーの利用促進を目的とし、買い取りに要する費用は電気料金に上乗せされる。FI...
こばやしますかわ‐りろん【小林益川理論】
昭和48年(1973)、小林誠と益川敏英が提唱した素粒子物理学に関する基礎理論。基本粒子クオークが少なくとも3世代(6種類)以上存在することを予言し、それらの世代間混合を導入するとCP対称性の破...
こべつしょとくほしょう‐せいど【戸別所得補償制度】
米などの農産物の価格が生産コストを下回った場合に、国がその差額分を生産農家に補償する制度。農家の経営を支援することで、自給率向上などを図る狙いがある。民主党政権下で平成22年度(2010)導入。...
コマーシャル‐ペーパー【commercial paper】
約束手形の一種。短期(返済までの期間が1年未満)の資金調達を行うために、企業などが無担保の割引方式で発行する。米国で発達し、日本でも昭和62年(1987)に導入。CP。
コンシューマライゼーション【consumerization】
企業が自社の情報システムを構築する際、一般消費者向けのハードウエアやソフトウエア、サービスなどを導入すること。ITコンシューマライゼーション。コンシューマー化。 [補説]従来、業務用に先行開発さ...
こんちゅう‐こうじょう【昆虫工場】
遺伝子組み換え技術を導入した昆虫を飼育し、合成が困難な有用な化学物質などを大量に生産する施設。すでにカイコを用いて、インターフェロンや生体適合物質を作り出す技術が実用化されている。
コンピュテーショナル‐デザイン【computational design】
高度の数学的手法とコンピューターシミュレーションを取り入れた設計手法。デザインの自由度を高めると同時に、構造的・機能的に問題や矛盾のない設計が可能となる。飛行機、自動車、建築物の設計で導入が進ん...