たちばな【橘】
1 ミカン科の常緑小高木。枝にとげをもち、葉は小さい。6月ごろ、白い5弁花を開く。実は小さく、黄熟しても酸味が強く苦みもあり食用にはしない。日本たちばな。《季 実=秋 花=夏》「青き葉の添ふ—の...
たつなみ‐がい【立浪貝】
アメフラシ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。体長約20センチで緑褐色、体表に多くの小突起があり、触ると紫色の液を出す。貝殻は小さい三角形で、殻頂が曲がっている。本州中部以南に分布。
たて【館】
土塁や堀を巡らした住居。規模の小さい城。たち。「衣川の—」「城郭をかまへず堀一重の御—に御座候事」〈甲陽軍鑑・三九〉
たてじょう‐かざん【楯状火山】
火山形態の一。粘性のきわめて小さい玄武岩質の溶岩からなる、楯を伏せたような形の傾斜の緩やかな火山。ハワイのマウナロア火山など。アスピーテ。
たぬき【狸/貍】
1 イヌ科の哺乳類。頭胴長50〜68センチ。体はずんぐりしていて、尾が太く、脚が短く、耳は丸くて小さい。毛は厚く、密生した下毛と荒く長い差し毛とがある。木の根元のうろや岩穴、アナグマの放棄した巣...
たね‐び【種火】
いろりなどで、いつでも火がおこせるように残しておく少しの火。また、ガス器具などで、いつでも点火できるようにつけておく小さい火。
タヒチ‐イティ【Tahiti Iti】
南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島を構成する島の一。タラバオ地峡でつながる大小二つの火山島のうち、南東側の小さい島を指す。小タヒチ。
たび‐いし【礫】
《「たび」は粒の意か》小さい丸い石。小石。つぶて。「鷺を見て—塊(つちくれ)を拾ひ集めて擲(な)げ打つに」〈霊異記・中〉
たび‐すずり【旅硯】
旅行に携帯する小さい硯。
たま‐や【霊屋】
1 死者の霊魂を祭ってある堂。 2 葬送の前に一時遺骸を安置する所。 3 墓の上にのせる小さい屋形。上屋(うわや)。雨覆(あまおお)い。野屋(のや)。