の‐あずき【野小豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に生え、葉はクズに似て小さい。夏から秋、黄色の蝶形の花をつける。ひめくず。
のぎ【鯁】
《「芒(のぎ)」と同語源》のどに刺さる小さい魚の骨。「喉(のみと)に—ありて、物え食はず」〈記・上〉
の‐ぶき【野蕗】
キク科の多年草。山地の木陰などの湿地に自生。高さ約50センチ。葉はフキに似るが、小さい。夏から秋、白い小花を円錐状につける。果実には粘りけがあり、他に付着する。
のみ‐の‐ふすま【蚤の衾】
ナデシコ科の越年草。道端や田畑に群生し、高さ10〜20センチ。葉は楕円形で対生する。春から秋にかけ、白色の小さい5弁花を開く。
はい【稗】
[音]ハイ(漢) [訓]ひえ 小さい。こまごました。「稗官・稗史」
ハイスピード‐レンズ【high-speed lens】
カメラで、開放F値が小さいレンズの通称。レンズの光量が大きく、速いシャッタースピードで撮影できることにちなむ。高速レンズ。
は‐げいとう【葉鶏頭】
ヒユ科の一年草。高さ約1.5メートル。茎は直立し、葉は細長い披針形で、頂部のものは秋に紅・黄色などに色づく。夏から秋、葉の付け根に淡緑色の小さい花をつける。熱帯アジアの原産で、古く渡来し、観賞用...
はこ‐にわ【箱庭】
浅い箱に土や砂を入れ、小さい橋・家・人形などを置き、木や草を植え、庭園・山水などに模したもの。《季 夏》「—の人に古りゆく月日かな/虚子」 [補説]書名別項。→箱庭
はこね‐こめつつじ【箱根米躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。岩壁などに生え、高さ約20〜60センチ。毛のある楕円形の小さい葉が密生。7月ごろ、白い筒状の花をつける。箱根で発見されたが、秩父・富士山などにも分布。
はし【端】
《「はじ」とも》 1 中央や中心からいちばん離れた部分。 ㋐細長いものの先端や末端。「棒の—」「行列の—」 ㋑ある場所や空間内の、周辺に近い部分。「手紙の—に書き添える」「机を部屋の—に寄せる」...