おお‐ふう【大風】
[名・形動] 1 おごり高ぶって、人を見下すような態度をとること。また、そのさま。横柄(おうへい)。「—に鼻音で答えると、急に言葉使いまでがぞんざいになって」〈里見弴・多情仏心〉 2 気が大きく...
おお‐よう【大様】
[形動][文][ナリ] 1 《意味・音の類似から「鷹揚」とも書くが、元来は別語》落ち着きがあって、小さなことにこせこせしないさま。「—に構える」「—な性格」 2 大まかなさま。大ざっぱ。「山法...
おくびょう‐ぐち【臆病口】
1 能舞台の、向かって右手側面の奥にある小さな引き戸の出入り口。切り戸口。 2 歌舞伎舞台で、能舞台を模した舞台装置のとき、上手(かみて)奥に作られる出入り口。古くは、上下(かみしも)両方の大臣...
お‐ぐるま【小車】
1 小さな車。また、車、特に牛車(ぎっしゃ)をいう。「思ひまはせば—のわづかなりける憂き世かな」〈閑吟集〉 2 キク科の多年草。湿地に生え、高さ30〜60センチ。地下茎で繁殖。葉は互生し、堅い。...
おけ‐ぶせ【桶伏せ】
江戸吉原で、遊興費の払えない客に対する私刑。小さな窓を開けた風呂桶をかぶせて路傍にさらした。
お‐じま【小島】
小さな島。おしま。こじま。
オスカー【Oscar】
米国の映画賞のアカデミー賞受賞者に贈られる黄金の小さな彫像。また、アカデミー賞の別名。
お‐だ【小田】
小さな田。また、田。「湯種(ゆだね)蒔(ま)くあらきの—を求めむと」〈万・一一一〇〉
お‐だて【小楯】
[名]小さな楯(たて)。また、楯。「木幡(こはた)の道に遇はしし嬢子(をとめ)後手(=ウシロ姿)は—ろかも」〈記・中・歌謡〉 [枕]《楯を立て並べたように山が連なるところからという》地名「や...
おっとせい【膃肭臍】
アシカ科の哺乳類。体長は雄が約2メートル、雌が約1メートル。頭は丸く、四肢はひれ状で、全身に刺毛と綿毛が密生。北太平洋に分布し、夏、小さな島に多数集まり、一夫多妻の集団をつくって繁殖する。毛皮は...