うら‐ざし【裏差(し)】
刀の鞘(さや)の裏側に穴を作って納めておく、金属製の笄(こうがい)または小柄(こづか)。→表差し
おお‐がら【大柄】
[名・形動] 1 体格が普通より大きいこと。また、そのさま。「—な人」⇔小柄(こがら)。 2 模様や縞柄(しまがら)が普通より大きいこと。また、そのさま。「—なネクタイ」⇔小柄(こがら)。
かが‐ぞうがん【加賀象眼/加賀象嵌】
江戸初期に、加賀国で発達した象眼。京都から伝わったもので、文様を平象眼したうえに、糸象眼で細い線をのせる特徴がある。刀の小柄(こづか)や鐔(つば)に用いる。
こ‐おんな【小女】
1 小柄な女性。からだの小さい女性。⇔大女。 2 年若い女性。少女。 3 旅館などで下働きをする若い女性。
こ‐がたな【小刀】
1 小形の刃物。ナイフ。「—で鉛筆を削る」 2 刀の鞘(さや)に差し添える小さな刀。小柄(こづか)。
こがたな‐びつ【小刀櫃】
刀の鞘(さや)の差裏(さしうら)の穴。小柄(こづか)の刀を差し入れる。
こ‐つぶ【小粒】
[名・形動] 1 粒の小さいこと。また、そのさま。「山椒(さんしょ)は—でもぴりりと辛い」「—な(の)雨」⇔大粒。 2 からだつきの小さいこと。小柄。また、そのさま。「—ながらも力持ち」 3 度...
こ‐づくり【小作り】
[名・形動] 1 作りが小さいこと。「—なしゃれた家」⇔大作り。 2 からだつき全体が小さいこと。小柄。「—な男」⇔大作り。
こ‐はくちょう【小白鳥/小鵠】
カモ科の鳥。全長約1.2メートルで、オオハクチョウに似るがやや小柄。全身白色。くちばしは黒色で基部が黄色い。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来。
こ‐ひょう【小兵】
1 からだつきの小さいこと。小柄。小づくり。「—力士」⇔大兵(だいひょう)。 2 弓を引く力が弱いこと。また、その人。⇔精兵(せいびょう)。「—の射る矢は筈(はず)を返して立たざりけり」〈義経記・六〉