たびし‐かわら【礫瓦】
《「たびし」は「たびいし」の音変化で小石の意》取るに足りない者。下賤の者。「—などまで喜び思ふなる御位改まりなどするを」〈源・蓬生〉
たぶて【礫】
小石。つぶて。「—にも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまたすべなき」〈万・一五二二〉
ターク‐イ‐ブスターン【Taq-i-Bustan】
イラン西部の都市ケルマーンシャーの北郊にあるササン朝ペルシア時代の遺跡。ペルシア語で「楽園のアーチ」を意味し、池に面する岩山の崖に大小二つの石窟がある。大石窟は6世紀後半から7世紀前半にかけて造...
だんご‐むし【団子虫】
オカダンゴムシ科の甲殻類。体長14ミリくらい。灰褐色から青灰色。全体がかまぼこ形で、触れると体を丸める。倒木や石の下、落ち葉の中に多い。広くは、海岸の小石の間にいるハマダンゴムシなどを含め、体を...
つぶて【飛礫/礫】
小石を投げること。また、その小石。「—をうつ」「梨(なし)の—」「紙—」
て‐てんごう【手てんがう】
手で物をいじること。手先でするいたずら。手なぐさみ。「親の歎きもしらずの小石拾ひ集めて—」〈浄・浪花鑑〉
でんずう‐いん【伝通院】
東京都文京区小石川にある浄土宗の寺。無量山寿経寺と称し、伝通院はその院号。開創は応永22年(1415)、開山は聖冏(しょうげい)。慶長7年(1602)徳川家康の生母お大の方の埋葬を機に、その法名...
とう‐てき【投擲】
[名](スル) 1 投げうつこと。投げること。「小石を—する」 2 「投擲競技」の略。
とび‐けら【飛螻蛄/石蚕】
トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすみ、翅(はね)に細かい毛が密生し、多くは後ろ翅が幅広で、屋根形に畳み、ガに似る。完全変態。幼虫は水生で、いさごむし・ごみかつぎなどとよばれ、水草や小石で筒状の巣を...
どうじん‐しゃ【同人社】
明治6年(1873)中村正直が東京小石川の自邸内に開設した家塾。英学を教授し、慶応義塾と並んで多くの英才を送り出した。