こ‐ぢんまり【小ぢんまり】
[副](スル)小さいながら程よくまとまり、落ち着きのあるさま。「—(と)まとまる」「—(と)した家」 [補説]「こしまり(小締まり)」の音変化とみて「こじんまり」とする説もある。
こっ‐ぱずかし・い【小っ恥ずかしい】
[形][文]こっぱづか・し[シク]「こはずかしい」の音変化。「—・くて今さらあいさつしにくい」
こっ‐ぴど・い【小っ酷い】
[形]非常にひどい。手厳しい。「—・くしかられる」「—・い批評」
こ‐つうじ【小通事/小通詞】
江戸時代、長崎に置かれた通訳官である唐通事・オランダ通詞のうち、大通事を補佐する役職。
こ‐つごもり【小晦日】
大みそかの前日。陰暦では12月29日、陽暦では30日。《季 冬》「翌(あす)ありとおもふもはかな—/蝶夢」→晦(つごもり)
こ‐つづみ【小鼓】
打楽器の一。鼓の小型のもの。能や長唄の囃子(はやし)などに用いる。右肩にのせ、左手で調べ緒を持って右手で打つ。小胴(こどう)。
こつづみ‐かた【小鼓方】
能楽の囃子方の一。小鼓を受け持つ。幸(こう)・幸清(こうせい)・大倉・観世の各流派がある。
こ‐つぶ【小粒】
[名・形動] 1 粒の小さいこと。また、そのさま。「山椒(さんしょ)は—でもぴりりと辛い」「—な(の)雨」⇔大粒。 2 からだつきの小さいこと。小柄。また、そのさま。「—ながらも力持ち」 3 度...
こつぶ‐きん【小粒金】
一分金(いちぶきん)の俗称。小形金。
こ‐つぼ【小壺】
1 茶入れのこと。葉茶壺を大壺と称したのに対していう。 2 茶入れのうち、茄子(なす)・文琳(ぶんりん)など比較的小さいもの。