こ‐まく【小幕】
1 野外に陣屋などを設けるときに外幕の内側に張る小さい幕。内幕。 2 人形芝居で、舞台の上手(かみて)・下手(しもて)にある人形の出入り口に下げる幕。切り幕。 3 上方歌舞伎で、中入(なかいり)...
こ‐まくら【小枕】
1 木枕の上にくくりつけて使う、もみ殻やそば殻を入れた細長い円筒形の袋。 2 女性が日本髪を結うとき、まげを高くし、髻(もとどり)を締めやすいようにかもじの中に根として入れるもの。紙や木で作る。...
こ‐また【小股】
1 両足を開く幅が狭いこと。また、歩幅の狭いこと。「—で歩く」⇔大股。 2 股の部分。また、股に関するちょっとした動作にいう。「—を取って投げる」「何処へ出しても羞しからぬ容女(おんなぶり)…口...
小股(こまた)が切(き)れ上(あ)が・る
女性の足がすらりと長く、いきな姿を表す言葉。「—・ったいい女」
こまた‐きょう【小又峡】
秋田県北部にある渓谷。小又川の支流ノロ川の下流部にある全長6キロメートルの谷で、奇岩・滝・甌穴(おうけつ)などが多い景勝地。
こまた‐すくい【小股掬い】
1 相撲のきまり手の一。相手の足の膝のあたりを内側からすくい上げて倒す技。 2 他人のすきに乗じて、自分の利益を図ること。
こまた‐ばしり【小股走り】
小股で走ること。ちょこちょこと走ること。小走り。
小股(こまた)を掬(すく)・う
1 相撲の小股すくいの手を使う。小股を取る。 2 他人のすきを利用して自分の利を図る。小股を取る。「人の—・う」
小股(こまた)を取(と)・る
「小股を掬(すく)う」に同じ。「—・って投げる」
こまち
秋田新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成9年(1997)運行開始。通常、東京・盛岡間は東北新幹線「はやぶさ」と連結して走り、盛岡・秋田間は単独で走行する。