おしお‐やま【小塩山】
京都市西京区大原野にある山。岩塩を産したと伝えられる。大原山。[歌枕]「暮れてゆく秋の名残を—鹿も今宵や鳴きあかすらん」〈続千載・雑上〉
お‐じ【小父】
よその年配の男性を呼ぶ語。「おじさん」「おじさま」などの形で用いる。⇔小母(おば)。
おじ‐さま【小父様】
よその年配の男性を敬っていう語。→小父さん「よその—が、馬のたづなをとり」〈三重吉・かたつむり〉
おじ‐さん【小父さん】
1 よその年配の男性を親しんでいう語。「—、そのボールを取ってよ」⇔小母(おば)さん。 2 子供に対して、大人の男性が自分をさしていう語。⇔小母さん。 3 ヒメジ科の海水魚。全長約30センチ。体...
おじさん‐こうぶん【小父さん構文】
メールやSNSなどでの、中高年男性に特有の文章や言葉遣い。
おじ‐ちゃん【小父ちゃん/伯父ちゃん/叔父ちゃん】
1 (小父ちゃん)「小父さん」を、親しんでいう語。「隣の—」 2 (伯父ちゃん・叔父ちゃん)「伯父(叔父)さん」を、親しんでいう語。 [補説]多く、子供が用いる。
お‐じま【小島】
小さな島。おしま。こじま。
お‐す【小簾】
小さい簾(すだれ)。また、簾。「玉だれの—の外には」〈一葉・暁月夜〉
おたる【小樽】
北海道西部の市。石狩湾に面し、石狩炭田の石炭積み出し港、のちに貿易港として繁栄した。現在は商工業が盛ん。人口13.2万(2010)。 [補説]近世は小樽内といい、アイヌ語「オタ‐オル‐ナイ」(砂...
おたる‐うんが【小樽運河】
北海道小樽市にある運河。大正12年(1923)の完成。昭和初期にかけて、物流の要として栄えた。現在は散策路などが整えられ、観光地となっている。全長1140メートル。