ばじ‐とうふう【馬耳東風】
《李白の詩「答王十二寒夜独有懐」の「世人之を聞けば皆頭を掉(ふ)り、東風の馬耳を射るが如き有り」から》かぐわしい春風が馬の耳を吹きぬけても、馬になんの感動もないこと。他人の忠言や批評などを聞いて...
ばん‐ぜん【万全】
[名・形動]少しも手落ちのないこと。きわめて完全なこと。また、そのさま。「—を期する」「—な(の)備え」「—な(の)注意を払う」
ひゃく‐ざ【百座】
1 法会(ほうえ)などの100個の講座。 2 100の座席。転じて、たくさんの人の集まり。「お仕着せの通り、—の参会にも少しも色のかはりたる事なし」〈浮・一代女・五〉
貧乏(びんぼう)暇(ひま)無(な)し
貧乏で生活に追われ、少しも時間のゆとりがない。「—で働く」
俯仰(ふぎょう)天地(てんち)に愧(は)じず
《「孟子」尽心上から》天の神に対しても、地の神に対しても、何ら恥ずべきところがない。少しもはじるところがないこと、公明正大であることのたとえ。→仰いで天に愧じず
ぶっ‐つづけ【打っ続け】
少しも中断することなく続けること。また、続くこと。「一週間—に働く」
糸瓜(へちま)の皮(かわ)とも思(おも)わない
つまらないものとも思わない。少しも気にかけない。
へ・る【減る】
[動ラ五(四)] 1 数・量・程度などが少なくなる。とぼしくなる。「収入が—・る」「水かさが—・る」⇔増える/増す。 2 すりへる。摩耗する。「タイヤが—・る」「靴が—・る」 3 (「腹が減る」...
骨折(ほねお)り損(ぞん)の草臥(くたび)れ儲(もう)け
苦労しても、疲れるだけで、少しも成果が上がらないこと。
ほろさ
少しも。「この寺は我死なば…荒(あば)れて人—も無くなりなんとす」〈今昔・一九・二三〉