けん‐じゃく【検尺/撿尺】
材木の長さと末口(すえくち)の直径とを測り、体積を計算し記帳すること。山元・木場などで行われる。検知。
けん‐じゃく【間尺】
「間縄(けんなわ)」に同じ。
げん‐しゃく【現尺】
原物そのままの寸法。原寸。
こま‐じゃく【高麗尺】
朝鮮半島から伝えられ、大宝令制定以前に用いられたといわれる尺。曲尺(かねじゃく)の1尺1寸7分にあたる。
ご‐しゃく【五尺】
1 1尺の5倍。約151.5センチ。 2 5尺の高さの屏風(びょうぶ)。 3 荷船の舳先(へさき)に最も近い船室。
ごふく‐じゃく【呉服尺】
江戸時代まで布を測るのに用いた物差し。曲尺(かねじゃく)の1尺2寸(約36.4センチ)を1尺とする。呉服物差し。呉服差し。
さか【尺】
長さの単位。1杖(つえ)(約3メートル)の10分の1。しゃく。「杖足らず八(や)—の嘆き嘆けども」〈万・三三四四〉
さし【差(し)/指(し)】
[名] 1 (「尺」とも書く)ものさし。「—を当てる」 2 二人で向かい合ってすること。さしむかい。「—で飲む」「—で話す」 3 二人で荷物を担ぐこと。さしにない。 4 「差し合い1」に同じ。...
さん‐じゃく【三尺】
1 1尺の3倍。かね尺で約91センチ。鯨尺で約114センチ。 2 「三尺手拭い」の略。 3 「三尺帯」の略。 4 法律のこと。→三尺法
し‐せき【咫尺】
[名](スル)《「咫」は中国の周の制度で8寸、「尺」は10寸》 1 距離が非常に近いこと。「—の間(かん)」 2 貴人の前近くに出て拝謁すること。「恐れ多くも九重(ここのえ)に—し奉った例(ため...