ひろ‐め【広布】
コンブの古名。「尼上の御もとより—といふ物奉り給ひける」〈定頼集・詞書〉
びくさだ【比丘貞】
狂言。一人息子の元服親になってほしいと頼まれた老尼は、自分の通称の「庵」をとって庵太郎(あんだろう)とつけ、名のりも自分の比丘と相手の家の通り字の「貞」を合わせて比丘貞とつける。
びくに【比丘尼】
1 《(梵)bhiksunīの音写》出家得度して具足戒(ぐそくかい)を受けた女性。尼僧。 2 中世、尼の姿をして諸国を巡り歩いた芸人。 3 江戸時代、尼の姿をした下級の売春婦。 4 「科(とが)...
びくに‐ごしょ【比丘尼御所】
江戸時代、皇女・王女または公卿の娘などで出家した人が住職となった尼寺。中宮寺・法華寺など。尼御所。
びくに‐せった【比丘尼雪駄】
江戸時代、比丘尼2が用いた雪駄。かかとが隠れるように後ろ端を反らし、ひねった鼻緒をすげたもの。
ピリタ‐しゅうどういん【ピリタ修道院】
《Pirita Klooster》エストニアの首都タリンの北東部ピリタ地区にある修道院。15世紀前半に創設された。16世紀後半のリボニア戦争の際にロシア軍に破壊されるまで、同地域で最も規模が大き...
ふ【父】
[音]フ(漢) ホ(慣) ブ(呉) [訓]ちち [学習漢字]2年 〈フ〉 1 ちち。「父系・父子・父母/岳父・義父・君父・厳父・実父・祖父・尊父・亡父」 2 父母の兄弟。「叔父(しゅくふ)・諸...
ふくちやま‐せん【福知山線】
兵庫県の尼崎から京都府の福知山に至るJR線。列車は大阪から発着する。明治26〜32年(1893〜1899)開業。全長106.5キロ。
ふじつぼ【藤壺】
《庭に藤を植えていたところから》飛香舎(ひぎょうしゃ)の異称。 源氏物語中の人物。桐壺帝の女御、のち中宮。光源氏との間に冷泉(れいぜい)帝をもうける。桐壺帝の崩御後、出家して尼となる。光源氏...
ぶつ‐れき【仏暦】
仏滅(釈迦牟尼(しゃかむに)の没年)、またはその翌年を元年とする年代の数え方。 [補説]実際の没年は未詳だが、ミャンマーなどでは紀元前544年を仏暦元年とし、タイなどではその翌年を元年としている。