し‐じん【澌尽】
尽きてなくなること。すべてなくなること。「矛盾は漸く—礱磨(ろうま)して」〈漱石・草枕〉
しょう‐じん【消尽】
[名](スル)すっかり使い果たすこと。「体力を—する」
しょう‐じん【焼尽】
[名](スル)残らず焼けてしまうこと。焼けてなくなること。また、焼きつくすこと。「戦火で全市が—する」
しょく‐じん【食尽/蝕甚】
日食または月食で、太陽や月が最も大きく欠けた状態。また、その時刻。
じ‐じん【自尽】
[名](スル)自殺すること。
じゅうおう‐むじん【縦横無尽】
[名・形動]どの方面にも限りがないこと。物事を思う存分にすること。また、そのさま。「—な(の)活躍ぶり」
じん【尽】
「尽日」の略。「三月—」
じん【尽〔盡〕】
[常用漢字] [音]ジン(呉) [訓]つくす つきる つかす ことごとく 1 全部出しつくす。すべて費やす。「尽忠・尽力/大尽・蕩尽(とうじん)」 2 すべて…しつくす。ことごとく。全部。「焼尽...
せかいくにづくし【世界国尽】
福沢諭吉の外国地誌書。6巻。明治2年(1869)刊。世界各国の地理・歴史を、七五調の唱歌体で記述したもの。
だい‐じん【大尽/大臣】
1 財産を多く持っている人。財産家。大金持ち。 2 遊里で多くの金を使って豪遊する客。