ばく【獏/貘】
1 奇蹄(きてい)目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水...
ばしょうおうぎょうじょうき【芭蕉翁行状記】
伝記。1冊。八十村路通(やそむらろつう)編。元禄8年(1695)刊。松尾芭蕉の略歴、最後の旅の模様、終焉(しゅうえん)、追憶などを記し、追善の連句や追悼の発句などを添えたもの。
ばしょう‐き【芭蕉忌】
松尾芭蕉の忌日。陰暦10月12日。時雨忌(しぐれき)。翁忌(おきなき)。桃青忌(とうせいき)。《季 冬》「—や遥かな顔が吾を目守る/草田男」
ばしょうしちぶしゅうひょうしゃく【芭蕉七部集評釈】
安東次男による、松尾芭蕉「七部集」の評釈本。昭和48年(1973)刊行。連句の評釈を通じて蕉風の本質に迫る。続編は昭和53年(1978)に刊行。
ばしょうはいかいのこんぽんもんだい【芭蕉俳諧の根本問題】
太田水穂による松尾芭蕉の研究書。大正10年(1921)頃より、自身の主宰する歌誌「潮音」に断続的に掲載した論考をまとめたもの。大正15年(1926)刊行。
ば‐す【馬素/馬尾毛】
馬の尾の毛。釣り糸・織物などに用いる。
ばす‐おり【馬巣織(り)】
縦糸に綿糸・麻糸または毛糸を、横糸に馬の尾の毛を用いて織った織物。洋服の襟芯(えりしん)などに用いる。
ばつ【跋】
書物や書画の巻物の末尾に記す文。後書き。跋文。⇔序。
ばつ【跋】
[音]バツ(呉) 1 草を踏んで野山を歩き回る。「跋渉」 2 荒々しく踏みにじる。「跋扈(ばっこ)」 3 書物の末尾に記す文章。あとがき。「跋文/序跋・題跋」
バニー‐ガール【bunny girl】
キャバレーやクラブなどで、ウサギの耳と尾を模した衣装をつけて働くホステス。