ふ‐げん【付言/附言】
[名](スル) 1 述べ終わったあとで、付け足して言うこと。また、その言葉。付語。「あえて—する」 2 遺言証書(遺言状)の末尾に付け足す文。相続の割合の理由、家族への感謝の言葉、葬儀や法要の希...
ふさ‐ざくら【総桜】
フサザクラ科の落葉高木。山中に自生し、葉は広卵形で先が尾状にとがり、枝の先のほうにつく。3月ごろ、葉より先に花をつける。花びら・萼(がく)をもたず、多数の雄しべが房状に垂れ、葯(やく)は暗紅色。...
ふ‐しつ【不悉】
思うことを十分に言いつくさないこと。手紙の末尾に書き添える語。不一。不尽。
ふ‐しゅび【不首尾】
[名・形動]《「ぶしゅび」とも》 1 最後がうまくいかないこと。また、そのさま。「—に終わる」「—な交渉結果」⇔上首尾。 2 気受け・評判のよくないこと。また、そのさま。「上司に—な社員」 3 ...
ふじ
日本の第二代南極観測船。昭和40年(1965)、初代宗谷に続いて第七次から第二十四次の観測に従事。船尾部にヘリコプターの発着甲板と格納庫を備える。退役後は名古屋港で南極観測に関する博物館として利...
ふ‐じ【不二】
1 二つとないこと。無二。ふに。「この不同—の乾坤(けんこん)を建立し得るの点に於て」〈漱石・草枕〉 2 二つに見えるが、実際は一つであること。ふに。「善悪—」 3 十分に意を尽くさないとい...
ふ‐じ【不次】
1 順序・次第によらないこと。破格。「忠あらん者には、—の賞をおこなはるべし」〈古活字本保元・下〉 2 文章が乱れていること。また、そのような文章。手紙などで、自分の文章をへりくだって、末尾に記す語。
ふじた‐りゅう【藤田流】
能の笛方の流派の一。江戸初期、尾張徳川家に仕えた藤田清兵衛重政を流祖とする。主として名古屋を中心に活動。
ふ‐じるし【不印】
[名・形動]《「不」で始まる語を略して「印」を付けたもの。「ぶじるし」とも》 1 不首尾。「校中の評判は—だそうだネ」〈逍遥・当世書生気質〉 2 不景気。「連年の—で皆も困るであろう」〈木下尚江...
ふ・する【付する/附する】
[動サ変][文]ふ・す[サ変] 1 ついてゆく。従う。「驥尾(きび)に—・する」 2 添える。つけ加える。「履歴書に顔写真を—・する」 3 与える。交付する。「修了証書を—・する」 4 まかせる...