うで‐しだい【腕次第】
物事の出来、不出来が腕前の有無により決まること。「首尾は君の—だ」
うべ‐な・う【諾なう/宜なう】
[動ワ五(ハ四)]《副詞「うべ」+接尾語「なう」から。平安時代以降は「むべなう」とも表記》 1 願いや要求を引き受ける。同意する。うけがう。「その甥の申し出を女に伝えることを—・わないわけにはい...
う‐ぼう【羽旄】
昔の、軍隊を指揮する幢(はたぼこ)の一。雉(きじ)の羽と旄牛(ぼうぎゅう)(ヤク)の尾とを、竿(さお)の先端に飾りつけたもの。
うま【馬】
《「馬」の字音「マ」から変化したものという。平安時代以降「むま」と表記されることが多い》 1 奇蹄(きてい)目ウマ科の哺乳類。体は一般に大形で、顔が長く、たてがみがあり、長い毛の尾がある。力強く...
うま‐じもの【馬じもの】
《「じもの」は接尾語》(副詞的に用いて)馬のように。「—縄取り付け鹿(しし)じもの弓矢囲(かく)みて」〈万・一〇一九〉
うまのお‐むすび【馬の尾結び】
女の髪の結い方の一。洗髪のあと長い髪の毛を先端で馬の尾のように1回結んで垂らしたもの。
うま‐の‐せ【馬の背】
1 馬の胴の上部。背骨を境に左右に下がって腹部になる。平らで、人がまたがって乗る部分。 2 (見た目が似ていることから)山で、両側が切り立った崖になっている狭い尾根、また、そこを通る登山道。痩(...
うま‐み【旨み/旨味】
《「み」は接尾語》 1 ㋐食物のうまい味。また、うまい度合い。おいしさ。「材料の—を生かして調理する」 ㋑かつお節・昆布・シイタケなどでとった、だしの味。→旨み調味料 2 技芸などの巧みさ。「汚...
うみ‐つばめ【海燕】
ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥の総称。コシジロウミツバメ・ハイイロウミツバメなど。全長14〜25センチ。全体に黒褐色のものが多い。翼は長く、尾はツバメのように切れ込み、足指には水かきがある。繁...
うみ‐とらのお【海虎の尾】
ホンダワラ科の褐藻。海岸の岩上に群生し、高さ15〜50センチ。直立した短い茎から数本の黒褐色の尾状の枝を出し、さらに羽状に分枝して小さな葉を密生する。