みだれ‐お【乱れ尾】
乱れた尾。みだりお。「庭つ鳥鶏(かけ)の垂り尾の—の長き心も思ほえぬかも」〈万・一四一三〉
みつぞう‐いん【密蔵院】
愛知県春日井市にある天台宗の寺。山号は、医王山。寺号は、薬師寺。開創は、嘉暦3年(1328)。開山は、慈妙。栄西を祖とする葉上流の伝法灌頂道場、篠木談義所として尾張国天台宗の中心寺院であった。
みどろ
[接尾]名詞に付いて、それにまみれた状態であることを表す。「汗—」「血—」
み‐なわ【身縄/水縄】
和船で、帆桁の中央に結びつけ、帆柱の先端の滑車を通して船尾に引き、帆を上下させる縄。
みね‐ざくら【峰桜/嶺桜】
バラ科の落葉小高木。本州中部以北の高山に自生し、葉は倒卵形で先が尾状にとがる。5、6月ごろ、葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、黒い球形の実を結ぶ。たかねざくら。
みのお【箕面】
大阪府北西部の市。箕面滝・箕面山があり、市域の大部分が明治の森箕面国定公園となっている。滝安寺(りゅうあんじ)・勝尾寺がある。人口13.0万(2010)。
みの‐が【蓑蛾】
鱗翅(りんし)目ミノガ科のガの総称。雄は主に黒褐色で翅(はね)をもち、よく飛ぶ。雌は翅が退化して蛆(うじ)状で、成虫になっても蓑の中で過ごし、雄の飛来を待って交尾・産卵する。幼虫はミノムシ。
みのぼし‐だいこん【美濃干し大根】
守口(もりぐち)大根を干したもの。美濃・尾張地方の名産。みのぼし。
みみ‐くじり【耳抉り】
東北地方で、5月5日に牛尾菜(しおで)や山芋(やまいも)を耳に当て、耳の穴をほるまねをする風習。耳がよく聞こえるようになるという。
みやしげ‐だいこん【宮重大根】
ダイコンの一品種。愛知県清須市宮重の原産。根の上部は地表に出て緑色となり、甘味がある。尾張大根。