き‐ね【杵】
《「ね」は接尾語》 1 臼(うす)に入れた穀物などをつくための、木製の道具。脱穀や餅つきなどに用いる。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
きのぼり‐カンガルー【木登カンガルー】
カンガルー科キノボリカンガルー属の哺乳類の総称。体長50〜75センチ、尾長50〜90センチ。樹上性で、木の葉を常食とする。オーストラリア北部・ニューギニアの熱帯多雨林に生息。
きのぼり‐とかげ【木登蜥蜴】
アガマ科の爬虫(はちゅう)類。全長約25センチで、尾はその3分の2を占める。樹上性で、環境によって体色を緑色から褐色まで変える。琉球諸島に分布。
き‐ばしり【木走】
スズメ目キバシリ科の鳥。全長14センチくらい。背面は褐色に白斑があり、腹面は白い。キツツキのように尾羽を支えとして樹幹をよじ登り、樹皮下の虫を探す。日本では亜高山帯にすみ、冬はやや低地に移動。
き‐び【驥尾】
駿馬(しゅんめ)の尾。また、その後ろ。
き‐びたき【黄鶲】
ヒタキ科キビタキ属の鳥。全長14センチくらい。雄は頭・背・尾が黒、腹が白、まゆ・胸・腰が目立つ黄色で、朗らかにさえずる。雌は全体に緑褐色。日本では夏鳥として山地の森林で繁殖し、冬は東南アジアに渡...
驥尾(きび)に付(ふ)・す
《青蠅が名馬の尾につかまって1日で千里の遠方に行ったという、「史記」伯夷伝の故事から》すぐれた人に従って行けば、何かはなしとげられる。先達を見習って行動することを、へりくだった気持ちでいう言葉。...
きふく‐がた【起伏型】
東京式アクセントの分類のうち、アクセント核がある型。平板型に対してこう呼ぶ。頭高型・中高型・尾高型の総称。動詞や形容詞は起伏型と平板型のどちらかに分類される。起伏式。
きまだら‐るりつばめ【黄斑瑠璃燕蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約3.5センチ、翅の表面は暗紫色、裏面は黄色に黒紋があり、後ろ翅に2本の尾状突起をもつ。幼虫はアリの巣の中で育つ。本州特産。
きまり【決(ま)り/極まり】
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」 2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—...