きゅうび‐の‐きつね【九尾の狐】
9本の尾をもつ狐。古くはめでたい獣とされたが、後には、多くの年を経た妖狐とされた。金毛九尾の狐。
キュー‐イー‐ディー【Q.E.D.】
《(ラテン)quod erat demonstrandum》「以上が証明されるべきであった」「証明終わり」の意。数学などの証明の末尾に記される。
きょう【卿】
[名] 1 律令制で、八省の長官。 2 大納言・中納言・三位以上の人と四位の参議をいう敬称。公卿。 3 明治の太政官制で、各省の長官。
[接尾]英国で、爵位を持つ人の氏名に付ける尊称。Sir...
きょう【強】
[名]強いこと。また、強いもの。⇔弱。「—は弱を圧し、小は大の食となるは」〈逍遥・当世書生気質〉
[接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し多いことを表す。数の端数を切り捨てたとき...
きょう‐く【恐懼】
[名](スル) 1 おそれかしこまること。「震(しん)ただ—して落涙(らくるい)止(とど)まらざるあるのみ」〈露伴・運命〉 2 候文の手紙の末尾に記し、敬意を表す語。「再拝—」「—謹言」 3 昔...
きょう‐く【狂句】
1 無心連歌のこと。 2 松尾芭蕉の俳諧で、風狂の精神に基づく自由闊達で洗練された句。 3 川柳。
きょう‐こう【恐惶】
[名](スル) 1 おそれること。おそれかしこまること。恐懼(きょうく)。「弟子たちの困憊(こんぱい)と—との間にあって」〈中島敦・弟子〉 2 改まった手紙の末尾に書き添え、相手に敬意を表す語。
きょうこう‐きんげん【恐惶謹言】
《おそれつつしんで申しあげる意》改まった手紙の末尾に書き添え、相手に敬意を表す語。恐惶敬白。
きょうじょ‐しぎ【京女鷸】
シギ科の鳥。全長22センチくらい。夏羽は、頭に黒い線があり、胸は黒く、腹は白、背から尾にかけては赤褐色と黒の斑模様。北半球北部で繁殖し、冬は南半球まで渡る。日本では旅鳥として春・秋に干潟や川原で...
きょうび‐えんるい【狭鼻猿類】
左右の鼻の穴が接近して下を向いているサル類。旧世界に分布し、多くは顔・しりが鮮やかな赤や青色で、尾を枝に巻きつけることができない。アカゲザル・カニクイザル・テングザルなど。オナガザル類。→広鼻猿類