クスクス【cuscus】
有袋目クスクス科の哺乳類の総称。猫大で、外形は原始的な猿類に似る。夜行性。樹上で暮らし、長い尾を枝に巻きつけて体を支える。足の第2指と3指が癒合しているところから「ゆびむすび」ともよぶ。7種がオ...
くずのまつばら【葛の松原】
江戸前期の俳論書。1冊。各務支考著。元禄5年(1692)刊行。松尾芭蕉や宝井其角などの句について随筆風にまとめたもの。
くだり【下り/降り】
1 上から下へ、高いところから低いところへ移動すること。また、その道や流れ。「急な—が続く」「川—」⇔上(のぼ)り。 2 鉄道の路線や道路で、各線区ごとの起点から終点への方向。また、その方向に走...
くだり【行】
《「下(くだ)り」と同語源》 [名] 1 着物の縦のすじ。「袂(たもと)の—まよひ来にけり」〈万・三四五三〉 2 上から下までの一列。文章などの行(ぎょう)。「—のほど、端ざまに筋かひて」〈源...
くだり【領/襲】
[接尾]助数詞。衣装や幕・蚊帳などを数えるのに用いる。そろい。「宮の御装束一—かづけ奉り給ふ」〈源・若菜下〉
件(くだん)の如(ごと)し
前記の通りである。証文・手紙・公用文書などの末尾に用いるきまり文句。「よって—」
くつ‐がた【沓形/鴟尾】
⇒鴟尾(しび)
くに‐の‐まほら【国のまほら】
《「ま」は美称、「ほ」は最もすばらしいことやものの意、「ら」は接尾語》国の中で最もすばらしい所。くにのまほろば。くにのほ。「—をつばらかに示し給へば」〈万・一七五三〉
くま‐がわ【熊川】
栃木県北東部を流れる川。那珂川水系、蛇尾(さび)川の支流の一。那須塩原市の黒滝山(標高1754メートル)東斜面に源を発し、那須野ヶ原を流れ大田原市で蛇尾川に注ぐ。長さ29.6キロ。
くみ‐ちがえ【組(み)違え】
1 組み方をまちがえること。「プログラムの—」 2 交差して組むこと。互い違いに組むこと。また、そのもの。 3 尻繋(しりがい)の、馬の尾にかけて左右が互いに交わる所。