くも‐ざる【蜘蛛猿】
クモザル科の哺乳類。樹上で暮らす。親指が退化し、指は4本。尾で枝にぶら下がり、四肢を動かしている姿がクモのように見える。中南米の森林にすむ。
くら【競】
[接尾]《「くらべ」の略》動詞の連用形またはそれに促音を伴った形に付いて、競争する意を表す。「押し—」「駆けっ—」
くらま‐でら【鞍馬寺】
京都市左京区鞍馬本町にある寺。鞍馬弘教(こうきょう)の本山。もと天台宗。山号は松尾山。開創は宝亀元年(770)、開山は鑑真(がんじん)の弟子鑑禎と伝える。平安京北方鎮護の寺として、のちに融通念仏...
くらよし【倉吉】
鳥取県中部の市。中世は山名氏の城下町。江戸時代は鳥取藩家老の荒尾氏の陣屋町として発達。倉吉絣(くらよしがすり)の産地。人口5.1万(2010)。
くり‐げ【栗毛】
馬の毛色の名。地色が黒みを帯びた褐色で、たてがみと尾が赤褐色のもの。
くれこ‐どり【久連子鶏】
熊本県八代市泉町に産する地鶏。雄の尾羽は黒い光沢があり、久連子古代踊りの花笠の飾りとする。飼育数が減っており、県の天然記念物。
くれ◦さします【呉れさします】
[連語]《動詞「く(呉)る」の未然形+尊敬の助動詞「さします」》 1 くださる。「床几(しゃうぎ)—◦さしませ」〈和泉流狂・八尾〉 2 (…「てくれさします」の形で)…てくださる。「やあ、そなた...
くろ‐おおあり【黒大蟻】
アリ科の昆虫。全体に黒色で光沢があり、体長約1センチ。土中に巣を作る。初夏、羽アリが巣から結婚飛行に飛び出し、空中で交尾する。くまあり。
くろぞう‐しつげん【黒沢湿原】
徳島県西部、三好(みよし)市池田町にある湿原。三方を600メートルほどの山に囲まれた標高約550メートルの盆地に広がる約0.27平方キロメートルの湿原。県指定天然記念物のオオミズゴケ・サギソウ・...
くろべごろう‐だけ【黒部五郎岳】
富山県富山市、岐阜県飛騨市・高山市との境にある山。標高2840メートル。薬師岳から三俣蓮華岳(標高2841メートル)への尾根上にある。東斜面にカール(圏谷)がみられる。高山植物や雪渓が多い。中部...