くろ‐まるはなばち【黒丸花蜂】
ミツバチ科の昆虫。女王バチと働きバチの体は黒色の長い毛に覆われ、尾端に赤褐色部があり、雄バチは黄色の毛に覆われる。ノネズミなどの地中の穴を利用して小形の巣を作る。北海道を除く各地にみられる。
くん【君】
[接尾]同輩や目下の人の姓名に付けて、親しみや軽い敬意を表す。主に男性の用いる語。「中村—」 [補説]古くは目上の人に対する敬称として用いた。
くんだり【下り】
[接尾]《「くだ(下)り」の撥音添加》地名などに付いて、中心地からみて遠く隔たった意を表す。「こんな田舎—まで来てしまった」
ぐ【具】
[名] 1 ある目的を果たすために利用する手段。道具。「政争の—にする」 2 料理で、汁、まぜ御飯などに入れたり付け添えたりする魚・貝・肉・野菜などの副材料。「味噌汁の—」 3 ㋐連れ添うこと...
ぐ【愚】
[名・形動]おろかなこと。ばかげたこと。また、そのさま。「—を犯す」「—な男」「尾鰭(おひれ)を附けて—な評判をしておった」〈魯庵・社会百面相〉
[代]一人称の人代名詞。自分のことをへりくだ...
グアイタ‐の‐とう【グアイタの塔】
《Guaita》イタリア半島北東部の独立国家サンマリノ共和国、ティターノ山の尾根の頂(標高738メートル)にある塔。城壁に囲まれた旧市街の防備のため、11世紀に建造された。かつて牢獄として使われ...
ぐち【共】
[接尾]《近世上方語》名詞に付いて、…とともに、…ごと、などの意を表す。「台子(だいす)の湯もたぎってあろ。釜—そっと取ってこい」〈浄・手習鑑〉
グッピー【guppy】
カダヤシ目カダヤシ科の卵胎生の淡水魚。雄は全長3センチほど、雌はそれより大きく6センチほどになる。一般に雄は雌よりも色彩・模様や、尾びれなどの形が美しく変化に富む。南アメリカ北部の原産。観賞用と...
ぐびじんそう【虞美人草】
夏目漱石の小説。明治40年(1907)発表。自我の強い高慢な女藤尾を通して、利己と道義の相克を描く。
ぐ・む
[接尾]《動詞五(四)段型活用》名詞に付いて動詞をつくり、そのものが現れはじめる、現れる直前になるなどの意を表す。「涙—・む」「芽—・む」