くっせつ‐ぼうえんきょう【屈折望遠鏡】
対物鏡に凸レンズを使って光を集める形式の望遠鏡。ガリレイ式・ケプラー式などがある。→反射望遠鏡
くっせつ‐りつ【屈折率】
光や音などの波動が二つの媒質の境界面で屈折するときの、入射角の正弦と屈折角の正弦との比。
くっ‐そう【屈葬】
死体の腰や手足を折り曲げて埋める葬法。縄文時代にみられる。→伸展葬
くっ‐たく【屈託/屈托】
[名](スル) 1 ある一つのことばかりが気にかかって他のことが手につかないこと。くよくよすること。「—のない顔」「人は只だ黄金(おかね)のことばっかりに—して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 疲...
くったく‐がお【屈託顔】
心に心配事や悩み事のある顔つき。「苦し紛れの—に六畳敷を出たのは」〈漱石・虞美人草〉
くったく‐な・い【屈託無い】
[形][文]くったくな・し[ク]心配ごとがなく、さっぱりしている。「若く—・い笑顔」
くっち‐せい【屈地性】
植物体が重力の作用に対して示す屈性。一般に根は正の屈地性、茎は負の屈地性を示す。重力屈性。
くっ‐とう【屈撓】
[名](スル)かがみたわむこと。また、屈服すること。「百難を犯すも、—することを知らざる、勁剛(けいごう)の天性」〈竜渓・経国美談〉
くっ‐ぷく【屈伏/屈服】
[名](スル)《古く「くつぶく」とも》 1 相手の強さ・勢いに負けて従うこと。力尽きて服従すること。「権力に—する」 2 相手を敬い平伏すること。〈日葡〉
くつ【屈】
[常用漢字] [音]クツ(漢) [訓]かがむ かがまる かがめる 1 折り曲げる。折り曲がる。「屈曲・屈指・屈伸・屈折/後屈」 2 くじける。くじく。「屈従・屈辱・屈服/不屈」 3 かがまって伸...