だいみょう‐やしき【大名屋敷】
江戸時代、将軍から与えられた諸大名の江戸藩邸のこと。明暦の大火後は非常の際の備えとして中屋敷・下屋敷が与えられた。
てんそう‐やしき【伝奏屋敷】
江戸時代、武家伝奏または勅使の宿所として江戸に設けられた邸宅。
とうじん‐やしき【唐人屋敷】
江戸時代、長崎に設けられた来航中国人の居住施設。元禄2年(1689)に開設。
なか‐やしき【中屋敷】
江戸時代、大名などが上屋敷(かみやしき)の控えとして設けた屋敷。→上屋敷 →下屋敷
はな‐やしき【花屋敷】
多くの花を栽培して人々に観賞させる庭園。 東京都台東区の浅草公園にある遊園地。江戸後期に植木屋森田六三郎が開いた草花の陳列場に始まり、明治中期から遊園地となる。 東京都墨田区にある向島...
ばけもの‐やしき【化け物屋敷】
化け物が出るといわれている屋敷。おばけ屋敷。
ばんしゅうさらやしき【播州皿屋敷】
浄瑠璃。時代物。3巻。為永太郎兵衛・浅田一鳥作。寛保元年(1741)大坂豊竹座初演。皿屋敷の怪異巷説に細川家の御家騒動をからませて脚色したもの。
ひかえ‐やしき【控(え)屋敷】
本邸以外に用意しておく邸宅。控え邸。
ぶけ‐やしき【武家屋敷】
戦国時代以後、城下町で武士が主君から与えられて住んだ屋敷。
まち‐やしき【町屋敷】
1 町にある屋敷。 2 江戸時代、町人の住む屋敷。町奉行の支配下にあった。