くず‐まい【屑米】
虫食いの米や、精米するときに砕けた米。
くず‐まゆ【屑繭】
絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿などの原料として用いる。《季 夏》
くず‐もの【屑物】
1 使い古して、いらなくなったもの。廃物。「—入れ」 2 いいものを選び出したあとに残ったもの。商品価値のないもの。
くず‐や【屑屋】
紙くず・ぼろ・古綿などの廃品を売買する商売。また、その人。
くずやのかご【屑屋の籠】
西村天囚による自伝的風刺小説。明治20年(1887)前後編を刊行。
せつ【屑】
[人名用漢字] [音]セツ(漢) [訓]くず 〈セツ〉細かい破片。くず。「玉屑・砕屑」 〈くず〉「屑糸・屑籠(くずかご)/紙屑・木屑・星屑」 [名のり]きよ [難読]大鋸屑(おがくず)
せつ‐せつ【屑屑】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 こせこせと小さな事にこだわるさま。「—たる小人物」 2 せわしく働くさま。「—として励む」 3 雨などが細かく降るさま。「—として梢を濡らす」