さんすい‐が【山水画】
山岳や河水などの、自然の景観を描いた絵画。水墨山水・青緑山水などがある。人物画・花鳥画とともに東洋画の主要画題。
さんすい‐し【山水詩】
中国詩で、山水自然の澄んだ美しさを主として詠んだもの。山水詩人としては、六朝時代の陶淵明・謝霊運、唐代の王維(おうい)・柳宗元などがいる。
さんすいず【山水図】
京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の作。8面の襖絵で、東側の4面には、水辺の風景と楼閣滝、北側の4面は、楼閣、水辺の風景と滝が水墨で描かれて...
さんすいちょうかん【山水長巻】
雪舟筆「四季山水図」の通称。文明18年(1486)作の長さ15メートルを超す巻物で、雪舟の最高傑作とされる。
さんすい‐もり【山水盛(り)】
刺身などの盛りつけ方で、奥を高く、手前を低くするもの。
さん‐せい【山勢】
山の姿。山のようす。山容。
さん‐せい【山棲】
人里離れた山中に住むこと。隠遁(いんとん)すること。山居。
さん‐せい【山精】
山の神。山の精霊。また、やまびこ。「—木魅の出でて遊ぶを」〈紅葉・金色夜叉〉
さんせい【山西】
中国北西部の省。太行山脈の西に位置し、万里の長城で内モンゴル自治区と接する黄土山岳地帯。省都、太原。石炭・鉄鉱などの鉱物資源が豊富で製鉄業が盛ん。シャンシー。
さんせい‐しょう【山西省】
⇒山西