やま‐うり【山売り】
1 山盛りにして、一山(ひとやま)いくらでまとめて売ること。また、その人。「みかんの—」 2 山を売ること。特に、鉱山の売買。また、それを業とする人。 3 いかさま物を売りつけること。また、それ...
やま‐うるし【山漆】
ウルシ科の落葉小高木。山地に生え、ウルシより小形。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉で、枝先に集まって互生し、秋に紅葉する。雌雄異株。6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状につく。実はやや丸く、黄褐色の毛が密生。
やま‐お【山尾】
山の尾根。稜線。〈和英語林集成〉
やまおか【山岡】
姓氏の一。 [補説]「山岡」姓の人物山岡元隣(やまおかげんりん)山岡荘八(やまおかそうはち)山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)
やまおか‐ずきん【山岡頭巾】
1 「苧屑(ほくそ)頭巾」に同じ。 2 長方形の布を二つ折りにしてかぶり、後頭部のところを縫い合わせ、肩にかかるところにあきを作った頭巾。黒・茶などの八丈絹やビロードで仕立てて、主に武士が用いた...
やま‐おく【山奥】
山の奥。山の奥深い所。
やま‐おくり【山送り】
死者を山に葬ること。のべおくり。「最後の—して、泣く泣く煙となし、骨をば拾ひ取りて」〈撰集抄・六〉
やま‐おだまき【山苧環】
キンポウゲ科の多年草。山地に生え、高さ30〜50センチ。茎は紫褐色を帯び、葉は深い切れ込みのある小葉からなる複葉。6月ごろ、花を下向きに開き、萼(がく)は紫褐色、花びらは黄色で距(きょ)が長い。
やま‐おとこ【山男】
1 深山に住んでいるといわれる男の妖怪。大男であったり、小童であったり、また、一つ目、1本足などの怪物であったりする。 2 山に住み、猟師やきこりなどをして生活している男。 3 登山の好きな男。...
やま‐おり【山折(り)】
紙などを折る時に、折り目が外側に出るようにする折り方。⇔谷折り。