さんがく‐は【山岳波】
山を越えた気流が風下でつくる波動。重力を復元力とし、上下にうねる。この山岳波に伴い、山頂や山脈の風下側に雲が等間隔に並ぶことがある。風下波。
さんがく‐は【山岳派】
フランス革命期の国民公会の左派勢力。議場の最高部に議席を占めたことが名称の由来。パリの革命的な民衆勢力と結んだ急進派で、ロベスピエールらがその中心。ジロンド派を倒して恐怖政治を行った。山岳党。モ...
さんがく‐ひょうが【山岳氷河】
山地に形成される氷河。急斜面にできる懸垂氷河、カールを埋めるカール氷河、谷間を埋める谷氷河などに分けられる。
さんがく‐ひょうじゅんじ【山岳標準時】
アメリカ大陸の標準時の一。カナダのカルガリー、米国のソルトレークシティーやデンバー、メキシコ西部などで使われる。協定世界時より7時間遅く、日本標準時より16時間(夏時間の場合は15時間)遅い。M...
さんがく‐びょう【山岳病】
⇒高山病(こうざんびょう)
さんがく‐ぶっきょう【山岳仏教】
人里を離れて山中に入り修行する仏教。平安時代の天台宗・真言宗や修験道など。山林仏教。
さんが‐やき【さんが焼(き)】
なめろうを鮑(あわび)の殻などに詰めて焼いた料理。 [補説]房総地方の漁師が山で仕事をする際、魚を保存して食すために工夫したものという。「山河焼き」「山家焼き」とも書く。
さん‐き【山気】
山中の冷え冷えとした空気。
さん‐きゃく【山脚】
山のふもと。山すそ。
さん‐きょ【山居】
[名](スル)山中に住むこと。また、その住居。「—して自然を友とする」