さん‐きょう【山峡】
山の迫った谷間。やまかい。
さんきらい【山帰来】
1 サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。全体にサルトリイバラに似るが、とげはない。夏、白い小花を開く。中国・インドシナ・インドに分布。地下の根茎を漢方で利尿・解熱・解毒薬にする。 2 ...
さん‐くつ【山窟】
山の中の岩屋。山中の洞穴。
さん‐けい【山径/山逕】
山中のこみち。
さん‐けい【山系】
二つ以上の山脈が近接し、全体で一つの系統をなしているもの。ヒマラヤ山系など。
さん‐けい【山鶏】
キジ科の鳥。キジよりやや小形。雄は青紫・白・赤色の羽をもち、雌は茶色。脚と顔は赤い。台湾の特産。
さんげがくしょうしき【山家学生式】
平安初期の仏教書。1巻。最澄著。天台法華宗年分学生式(六条式)、勧奨天台宗年分学生式(八条式)、天台法華宗年分度者回小向大式(四条式)の3部の総称。弘仁9〜10年(818〜819)に順次成立。天...
さん‐げつ【山月】
山上に出ている月。
さんげつき【山月記】
中島敦の短編小説。昭和17年(1942)、「文学界」誌に、総題「古潭」として「文字禍」とともに掲載された、著者のデビュー作品。中国、唐代の伝奇物語「人虎伝」を題材とする。
さん‐こ【山呼】
《漢の武帝が嵩山(すうざん)で山を祭ったとき、臣下が万歳を叫んだところから》万歳を唱えて天子を賀すること。