みね【美祢】
山口県西部の市。近世は市場町、明治期から大嶺(おおみね)炭田の開発で発展した。石灰岩・大理石を産し、セメント工業が盛ん。平成20年(2008)に美東町・秋芳町と合併。人口2.9万(2010)。
みの‐かさご【蓑笠子】
カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。岩礁にすみ、全長約30センチ。体は淡紅色に黒褐色の横帯がある。胸びれ・背びれが非常に長く、大きく広げて泳ぐ。背びれのとげに毒をもち、刺されると激しく痛むので、手を触...
みの‐がい【蓑貝】
ミノガイ科の二枚貝。海岸の岩石に足糸で固着する。貝殻は卵円形で、殻長約8センチ。殻表は純白で太い放射状の肋(ろく)があり、肋上に鱗片(りんぺん)状の突起が並ぶ。本州中部以南に分布。
ミハス【Mijas】
スペイン南部、アンダルシア州の町。地中海を一望する山腹に白壁の家並みが広がるミハスプエブロ、コスタ‐デル‐ソルの海岸保養地ミハスコスタという2区域に分けられる。16世紀前半にメルセス会修道士らが...
みみ‐がい【耳貝】
ミミガイ科の巻き貝。暖海の岩礁にすむ。貝殻はアワビに似た耳形で細長く、殻径約10センチ。殻表は褐色で滑らか。呼吸孔は管状にならず、5〜7個ある。食用。
みみずく‐どぐう【木菟土偶】
土偶の一種。縄文時代の後期から晩期にかけて主に関東地方でつくられたもの。刻み目を施した隆帯で輪郭を縁取り、円盤で両目と口を表現した顔が、みみずくの顔に似ることからこう呼ばれる。埼玉県さいたま市岩...
みゃく‐がん【脈岩】
岩脈を構成する火成岩。半深成岩が多い。
みやぎやま‐ふくまつ【宮城山福松】
[1895〜1943]力士。第29代横綱。岩手県出身。本名、佐藤福松。大阪相撲で吉田司家から免許を受けた最後(4人目)の横綱。優勝6回。→第28代横綱大錦 →第30代横綱西ノ海
みやこ【宮古】
岩手県中東部、太平洋に面する市。三陸地方有数の港をもち、漁業・水産加工業のほか商工業も盛ん。平成17年(2005)田老町・新里村と合併。平成22年(2010)に川井村を編入。人口5.9万(2010)。
みやざわけんじかがみ【《宮沢賢治》鑑】
詩人、天沢退二郎による宮沢賢治の評論。昭和61年(1986)刊行。第2回岩手日報文学賞「賢治賞」受賞。