わた【海】
《後世は「わだ」とも》うみ。「荘船(かざりぶね)一艘(ふな)、—の浦に迎ふ」〈岩崎本推古紀〉
ワット‐タムスア【Wat Tham Sua】
タイ南部、マレー半島西岸の町クラビーの北約10キロメートルにある仏教寺院。石灰岩の切り立った断崖の洞窟にあり、1970年代まで野生のトラが見られたことから、タイガーケーブ(トラの洞窟)とも呼ばれ...
ワット‐バナン【Wat Banan】
カンボジア西部の都市バタンバンの郊外にある、ヒンズー教寺院の遺跡。市街中心部の南西約25キロメートルの、小高い山の上に位置する。10世紀、ヤショーバルマン1世により建立。中央の祠堂は砂岩、周囲の...
ワディ‐エル‐セブア‐しんでん【ワディエルセブア神殿】
《Temple of Wadi el-Sebua》エジプト南部、ナイル川上流西岸にある岩窟(がんくつ)神殿の遺跡。アスワンの南約140キロメートルに位置する。古代エジプト新王国第19王朝のラムセ...
ワディ‐ダハール【Wadi Dahar】
イエメンの首都サヌアの北西約15キロメートルにある村。イエメン王国のイマームであるヤフヤの夏の離宮として、岩山の上に建造された通称ロックパレスがある。
ワディ‐マトハンドーシュ【Wadi Matkhandoush】
リビア南西内陸部、フェザン地方にある涸れ川。オアシス都市ジェルマの南西約150キロメートルに位置する。同国最古とされる先史時代の岩絵があることで知られる。
ワディ‐ラム【Wadi Rum】
ヨルダン南部の峡谷地帯。サウジアラビアとの国境近くに位置している。「月の谷」とも称され、荒涼とした砂漠が広がる。T=E=ローレンスの著書の題名にもなった「知恵の七柱」や、標高1754メートルのラ...
ワラルー【wallaroo】
カンガルー科の哺乳類。体長80センチ〜1.4メートル。後肢は短い。オーストラリアの内陸の岩場などに分布。
われ‐のこり【割れ残り】
過去に発生した地震の震源域で、プレートの岩盤が破壊されずに残った領域。 [補説]嘉永7年(1854)の東海地震(安政東海地震)が熊野灘から駿河湾にかけての領域を震源域として発生したのに対し、昭和...
われめ‐ふんか【割れ目噴火】
地盤に生じた割れ目を通して溶岩が噴出する形式の噴火。流動性に富む玄武岩質溶岩を流出する場合が多い。裂線噴火。→中心噴火