み‐さき【岬/崎】
海や湖などに細長く突き出ている陸地。「—の灯台」 [補説]書名別項。→岬
みさき【岬】
中上健次の中編小説。紀州の田舎町に暮らす青年の孤独と閉塞感を描く。昭和50年(1975)発表。同年、第74回芥川賞受賞。
むろと‐ざき【室戸岬】
高知県室戸市南端の太平洋に突出する岬。海岸段丘が発達。台風の通路にあたり、繁茂する亜熱帯植物が強風のため特有の樹形をなす。むろとみさき。
もった‐みさき【茂津多岬】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある岬。日本海に面し、海岸一帯は狩場茂津多道立自然公園に指定されている。
ゆら‐の‐はな【由良岬】
愛媛県南西部、宇和海に突き出た由良半島先端部にある岬。黒潮によって浸食された大規模な海食崖(がい)や「海老(えび)洞」と名付けられた奥行き120メートルの海食洞がある。足摺(あしずり)宇和海国立...
ラチャド‐みさき【ラチャド岬】
《Cape Rachado》マレーシア、マレー半島南西部の岬。マレー語名タンジュントゥアン。マラッカ海峡に面し、16世紀初頭のポルトガル統治時代に灯台が置かれた。ヌグリスンビラン州の町ポートディ...
ラ‐みさき【ラ岬】
《Pointe du Raz》フランス、ブルターニュ半島西部の岬。同国最西端に位置し、ブルターニュ地方の代表的な景勝地の一。フィニステール県の都市、カンペールに近い。
レインガ‐みさき【レインガ岬】
《Cape Reinga》ニュージーランド北島北部、ノースランド半島にある岬。カイタイアの北約100キロメートル、アウポウリ半島の北西端に位置する。高さ150メートル以上の断崖の灯台が立つ。古く...
ロカ‐みさき【ロカ岬】
《Cabo da Roca》ポルトガル中西部、大西洋に面する岬。ヨーロッパ大陸の最西端。リスボンの西方約20キロメートルに位置する。ポルトガルの国民的詩人ルイス=デ=カモンイスによる叙事詩の一節...
ロペス‐みさき【ロペス岬】
《Cap Lopez》ガボン西部、ギニア湾に臨む岬。オゴウエ川の砂州の一部であり、沿岸を流れる海流により、北に伸びる。名称は、15世紀にこの岬に到達したポルトガルの航海家ロポ=ゴンサルベスに由来する。