しまちどりつきのしらなみ【島鵆月白浪】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京新富座初演。主要人物がすべて盗人で、最後には全員が改心するという筋。白浪物の一つで散切物(ざんぎりもの)の代表作。通称「島ちどり」。
しま‐つ‐とり【島つ鳥】
《「しまつどり」とも》 [名]鵜(う)の古名。〈日葡〉 [枕]島の鳥の意で、「鵜(う)」に掛かる。「—鵜養(うかひ)が伴(とも)は」〈万・四〇一一〉
しまづ【島津】
姓氏の一。 [補説]「島津」姓の人物島津家久(しまづいえひさ)島津重豪(しまづしげひで)島津貴久(しまづたかひさ)島津忠義(しまづただよし)島津斉彬(しまづなりあきら)島津久光(しまづひさみつ)...
しま‐づたい【島伝い】
船などで島から島へ伝って行くこと。「—に船を進める」
しまでのさようなら【島でのさようなら】
東峰夫の小説。昭和47年(1972)刊行の「オキナワの少年」に表題作とともに収録。
しま‐と【島門】
島と島、または島と陸地の間の狭い水路。「大君の遠のみかどとあり通ふ—を見れば神代し思ほゆ」〈万・三〇四〉
しま‐とうがらし【島唐辛子】
トウガラシの一品種。南西諸島で栽培される。果実は小さめで3センチほどだが、辛味が強い。→こおれえぐす
しま‐どうふ【島豆腐】
おもに沖縄県で作られる豆腐。大豆を絞る際に加熱しないなど、製法が一般の豆腐と異なる。大豆の味わいが濃厚。
しま‐ながし【島流し】
1 罪人を島や辺鄙(へんぴ)な土地に送った刑罰。流刑。流罪。遠島。 2 遠い所や不便な所へ転勤させること。
しま‐なんようすぎ【島南洋杉】
ナンヨウスギの別名。