ここの‐かさね【九重ね】
《「九重(きゅうちょう)」を訓読みにした語》宮中。ここのえ。「—の中にては嵐の風も聞かざりき」〈古今・雑体〉
こた・える【応える】
[動ア下一][文]こた・ふ[ハ下二] 1 働きかけに対して、それに添うような反応を示す。応じる。報いる。「期待に—・える」「要求に—・える」「手を振って—・える」 2 外からの刺激を身に強く感じ...
このした‐やみ【木の下闇】
木が茂って、その下が暗いこと。また、その所。こしたやみ。《季 夏》「霧雨に—の紙帳かな/嵐雪」
このは‐ぐも・る【木の葉曇る】
[動ラ四]木の葉に遮られて暗くなる。「吹き払ふ嵐の後の高嶺より—・らで月や出づらむ」〈新古今・冬〉
このは‐ざる【木の葉猿】
1 普通より体が軽くて小さい猿。また、樹上で身軽に飛び回る猿、木の葉の間に見え隠れする猿の意とする説もある。「三笠の山に住まひする—をも誘ふなる」〈謡・嵐山〉 2 木の葉の落ちるのを、猿が身軽に...
ころく‐ぞめ【小六染】
紅白左巻きで、馬の手綱に多いだんだら染め。江戸時代、歌舞伎役者の嵐小六が舞台衣装に用いたのが始まりという。手綱染め。
コロナ‐しつりょうほうしゅつ【コロナ質量放出】
太陽のフレアなどに伴い、突発的に大量のプラズマを惑星空間へ放出する現象。通常の太陽風の2倍近い速度で伝播し、地球の磁気圏に衝突して磁気嵐などを引き起こすことが知られている。CME(coronal...
コロナ‐ホール
《coronal hole》太陽大気のコロナに見られる構造の一つ。周辺に比べて温度と密度が低く、軟X線で観測すると相対的に暗く見える。太陽の赤道付近よりも極付近に多く現れる。地球の磁気嵐の原因と...
サウスストラドブローク‐とう【サウスストラドブローク島】
《South Stradbroke Island》オーストラリア、クイーンズランド州の州都ブリスベーン東部のモートン湾南部に浮かぶ島。19世紀末までストラドブローク島という一つの島だったが、嵐に...
さが【嵯峨】
京都市右京区の嵐山から御室(おむろ)付近の地名。清涼寺・大覚寺・天竜寺などがある。