だいぼさつ‐れい【大菩薩嶺】
山梨県北東部にある山。標高2057メートル。大菩薩峠の北約2キロメートルに位置する。山頂南面は草原が広がり、眺望もよい。山麓には天目山・景徳院など、戦国武将の武田氏に関する史跡が多い。秩父多摩甲...
ちゅうおう‐かいれい【中央海嶺】
大洋のほぼ中央に連なる幅広い海底山脈。大西洋中央海嶺・東太平洋海膨(かいぼう)などがあり、頂上の水深は2500メートルくらい。これと平行する地磁気異常が観測され、プレートができる場と考えられてい...
ちん‐れい【椿嶺】
中国の伝説で、仙人が住むという想像上の山。「共に—の陰にも寄り、遠く花山の跡をも追はばや」〈太平記・三〇〉
つくば‐ね【筑波嶺】
筑波山の古名。「—に雪かも降らるいなをかもかなしき児ろが布(にの)乾(ほ)さるかも」〈万・三三五一〉
てつれい【鉄嶺】
中国遼寧省北東部の都市。渤海(ぼっかい)以来の古い町。金・明代の遺跡が多い。ティエリン。
とう‐れい【東嶺】
東方の山。 京都の東山の異称。
なんと‐ほくれい【南都北嶺】
奈良の興福寺(南都)と比叡山の延暦寺(北嶺)。
ね【峰/嶺】
山の頂上。みね。「真白き富士の—」「高き—に雲の付くのす我さへに君に付きなな高嶺と思(も)ひて」〈万・三五一四〉
ぶんすい‐れい【分水嶺】
1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。 2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。
ほく‐れい【北嶺】
比叡山。高野山を南山とよぶのに対する。→南山 比叡山延暦寺。奈良の興福寺を南嶺または南都とよぶのに対する。→南都