かい‐しょう【海嘯】
1 海鳴り。 2 満潮の際、河口に入る潮波の前面が垂直の高い壁状になり、砕けながら川上に進む現象。河口が三角形状の川にみられ、中国の銭塘江(せんとうこう)、ブラジルのアマゾン川などに起こるものが...
かおち‐だに【香落渓】
《「こおちだに」とも》三重県中西部、名張市にある渓谷。名張川支流の青蓮寺(しょうれんじ)川上流の両岸約8キロメートルにわたって安山岩の柱状節理の断崖・奇岩が続く景勝地。「関西の耶馬渓(やばけい)...
かさの‐はら【笠野原】
鹿児島県、大隅半島中央部にあるシラス台地。鹿屋(かのや)市と肝属(きもつき)郡肝付(きもつき)町にまたがる。東西10キロメートル、南北14キロメートル、標高30〜170メートル。肝属川上流の支流...
かずら‐ばし【かずら橋】
徳島県西部、三好(みよし)市西祖谷山(にしいややま)村善徳(ぜんとく)にある吊り橋。シラクチカズラを主材料にしてつくられた橋で、吉野川支流の祖谷川上流に架かり、長さ45メートル、幅2メートル、谷...
かせ‐がわ【嘉瀬川】
佐賀県中央部を流れる川。福岡・佐賀県境にある背振(せふり)山地の金山(かなやま)(標高967メートル)付近に源を発し、いくつかの支流を合わせて南流し、佐賀平野中央部を経て有明海に注ぐ。長さ57キ...
かみ【上】
1 ひと続きのものの初め。また、いくつかに区分したものの初め。 ㋐川の上流。また、その流域。川上。「—へ船で上る」「川沿いを—に一キロほど行く」⇔下(しも)。 ㋑時間的に初めと考えられるほう。昔...
かみおか‐こうざん【神岡鉱山】
岐阜県飛騨市、神通川上流の高原川の東岸にあった鉱山。天正年間(1573〜1592)から銀・銅を産出し、のち亜鉛・鉛を主とした。廃液から、神通川下流にイタイイタイ病が発生。平成13年(2001)採...
かみかわ【上川】
北海道中央部の総合振興局。局所在地は旭川市。 北海道中央部、上川郡の地名。石狩川上流、大雪山北麓に位置し、南部に層雲峡がある。
かみしいば‐ダム【上椎葉ダム】
宮崎県北西部、耳川上流にある発電用ダム。日本最初のアーチダムで、昭和30年(1955)完成。堤高110メートル。人造湖の日向(ひゅうが)椎葉湖を形成。
かみ‐しも【上下】
1 かみと、しも。うえの部分と、したの部分。身分の上位と下位、川上と川下、上半身と下半身、舞台の上手と下手、上の句と下の句など。「大井川かはのしがらみ—に千鳥しば鳴く夜ぞふけにける」〈夫木・一七...